画像提供:マイナビニュース不動産情報サービスのアットホームは、高校・大学・大学院・専門学校・短期大学を2022年3月~2024年3月に卒業後、新社会人になったことを機に賃貸物件で一人暮らしを始めた18~28歳432名(男性139名/女性288名/無回答・答えたくない5名)を対象に、新社会人のライフスタイルや価値観、住まい探しの際に重視した条件などに関する調査を実施した。調査期間は2024年12月23日~2025年1月6日で、調査方法はインターネットによるアンケート調査であった。なお、小数第2位を四捨五入しているため、合計100%にならない場合があるとのこと。
新社会人に仕事に関する価値観を聞いたところ、「電話よりも、メールやLINEでのコミュニケーションが得意だ」と回答した人が「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」を合わせて79.2%と、オンラインのコミュニケーションを求める人が多数であった。また、6割以上が「転職に興味がある」と回答した。
入社前の経験については、「Faxを使ったことがない」人は約6割、「固定電話を使ったことがない」人は約3割、「Eメールを送ったことがない」人は約2割であった。仕事で当たり前のように利用しているツールでも、学生時代に使ったことがない人は一定数いることがうかがえる。
「上司や先輩社員とのコミュニケーションでギャップや違和感があったことがある」新社会人は、約6割であった。具体的なエピソードを聞いたところ、「メールやLINEを使えないのでFaxしてほしいと言われた」「思った以上に親身になってくれた」など、さまざまなエピソードが寄せられた。
新社会人が現在住んでいる物件の付帯設備について聞いたところ、「モニタ付インターホン」が約8割、「独立洗面台」が約7割であった。また、半数以上が「インターネット無料」の物件に住んでいることがわかった。
現在住んでいる物件を探した際、重視した条件は「通勤・通学に便利」が60.0%、妥協した条件は「眺望」が35.6%でそれぞれトップであった。また、重視した設備は「バス・トイレ別」が61.6%、妥協した設備は「追焚き機能付きバス」が29.4%でトップに。付帯設備でも割合が高かった「独立洗面台」と「モニタ付インターホン」は、重視した設備でも上位にランクインしていた。
新社会人に現在住んでいる物件を探した方法を聞いたところ、「不動産ポータルサイトで検索」がトップであった。次いで「不動産会社を直接訪問」「不動産ポータルアプリで検索」が続いた。サイトやアプリで物件を探す人が多い様子がうかがえる。
住まい探しの際インターネットで調べた情報では、家賃相場情報が「かなり調べた」「少し調べた」を合わせて約8割、治安情報・ハザード情報・商業施設もそれぞれ6割以上に。事前に調べてから住まいを探す人が多いことがうかがえる。
現在住んでいる物件を探した際、「入居申込」と「重要事項説明」をオンラインで行ったと回答した人は約3割であった。「内見予約」をオンラインで行った人は半数を超え、さまざまな手続きをオンラインで行う様子がうかがえる。( Yume)