ポン・ジュノ監督、とにかく明るい安村「はいてますよ!」芸大好きだった!生披露にサムズアップ

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2025年03月26日 19:30  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

「ミッキー17」ジャパンプレミアに登場したポン・ジュノ監督(撮影・野上伸悟)

韓国のポン・ジュノ監督(55)が、新作の米映画「ミッキー17」(28日公開)を携え、20年の「パラサイト 半地下の家族」のプロモーション以来、5年ぶりに来日した。同監督は26日、東京・シネマサンシャイン池袋で行われたジャパンプレミアに参加した。


ゲストとして、とにかく明るい安村(43)が星条旗のガウンを着て登壇。23年に英国の人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」(BGT)で、日本人として初の決勝進出を果たしたネタ「安心して下さい、はいてますよ!」を生披露。ネタを知っていたポン・ジュノ監督も登壇前から楽しみにしていたといい、絶賛のサムズアップポーズも3度、飛び出した。安村は「OK! 決まりました! ありがとう!」とガッツポーズ。チェ・ドゥホプロデューサーも「ハリウッドに進出してください!」と安村の芸を絶賛した。


「ミッキー17」は、英俳優ロバート・パティンソンが演じる人生失敗だらけのミッキーが、一発逆転をかけて何度でも生まれ変われる夢の仕事を手に入れた。そのはずが、安易に契約書にサインすると、身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で次々と死んではプリンターで生き返る任務、まさに究極の“死にゲー”を強いられる物語。


安村は、主人公ミッキーをほうふつとさせる“究極の使い捨て芸人”として呼ばれた。安村が登壇するなり、ポン・ジュノ監督は指をさして大喜び。安村は「早く、脱げと、コイツは…」と言い、喜びを抑えきれなかった。同監督が見つめ続ける中「僕のネタを見ていただきたい。やります。メチャクチャ緊張してます。韓国の全裸ポーズ。チョンラ、サムギョプサル、チョンラポーズ」と言い、豚ばら肉を焼く料理サムギョプサルを焼きながら、全裸に見えるポーズを披露。ポン・ジュノ監督は、サムズアップポーズで絶賛した。


さらに、安村は「続いては『ミッキー17』。コピーされる時のチョンラポーズ」と言い、ミッキーがプリンターでよみがえる様子を再現しつつ、全裸に見えるポーズを披露。再び、ポン・ジュノ監督がサムズアップポーズをすると「OK! 決まりました! ありがとう!」と歓喜した。


ポン・ジュノ監督は「身を投げ出した。とても感動しました」と喜び、チェ・ドゥホプロデューサーも「圧倒的です」と絶賛。安村が「受けましたね!」と胸を張ると、町田が「監督は登壇前から楽しみにされていました」と明かすと、同監督は「安心してます」と言い、笑いが止まらなかった。さらに「(ミッキーが)プリンターから出力される時は、安村さんのように何も着ていません」と言い、笑みを浮かべた。


安村は、ポン・ジュノ監督に「使い捨て芸人として働いている。使い捨てにならないために、どうしたらいいんですかね? 使われたいんですよ」と質問した。すると、同監督は「ロンドン(BGT)で、はるかに多くの観客の前で拍手を浴びた。独自の世界観を持っていると思うので、使い捨てにされないと思います」と太鼓判を押した。


ポン・ジュノ監督は、1度、降壇して着替えてきた安村が着てきた、ピンクのスーツにも興味津々。安村が「ネットで見つけました。ツルツル素材」と言うと、「感触が、とても大事です。大好きです」と笑みを浮かべた。

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