
前回からの続き。私はアミ。小学5年生の娘ユカリは、スポーツ少年団のバレーボール部でキャプテンをしています。しかし最近、同級生のチカちゃんはコーチにもキャプテンにも反抗的で、言動が目に余ります。私はチカちゃんのお母さんへメッセージを送りましたが、「子どもを信じます」の一点張りで何の解決にもなりません。そして練習の当番をしていたある日。私が体育館のドアから少し外に出ると、チカちゃんが他の子を怒鳴っている声が聞こえてきました。

大人が気づかないような体育館の死角で、チカちゃんは下級生に詰め寄っていました。私が見ていることには気がついていないようです。同級生のユイちゃんがかばおうとすると、チカちゃんはますます怒ってエスカレートしていき……。

チカちゃんが「ただ下級生を指導していただけ」とごまかすので、私は思わず叱ります。「壁を蹴るのが指導なの!? 本当にそんな指導をしなさいって言われているの?」するとチカちゃんは「うざっ」と吐き捨てて逃げていきました。

チカちゃんのお母さんは「子どもを信じる」の一点張りで問題を放置。その結果がこの状況につながっているのではないでしょうか。実情を認識してもらうために、私はとっさに動画を撮りました。
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【第5話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・マメ美 編集・井伊テレ子