東京都心は観測史上初めての「3月・3度目の夏日」に。各地で夏を先取りしたような暑さになる一方、東北では強風が吹き荒れました。（3月26日「news23」の放送より）
「夏みたいに暑いです」宮崎県と大分県の4地点で「真夏日」観測26日は全国202地点で25℃以上の夏日となり、各地で“季節外れの暖かさ”となりました。
3月の観測史上最高となる28.8℃を観測した神奈川県小田原市では、アイスクリームを求め、キッチンカーは大盛況でした。
子ども
「（Ｑ.アイスどう？）おいしい。
（Ｑ.きょう暑いもんね）うん」
海では“夏のような光景”も。
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子ども
「（Ｑ.寒くない？）うん」
子どもを連れた女性
「暑いですね。海日和」
気持ちよさそうに水遊びをして、笑顔がはじけました。
26日は関東から西でよく晴れて気温があがり、宮崎県と大分県の4地点では気温が30℃に達し、「真夏日」を観測しました。
3月の「真夏日」は、過去に全国で2例しかありません。
子ども
「蒸し暑いです」
「夏みたいに暑いです」
東京都心も25.9℃を観測。3月に3回「夏日」になるのは、観測史上初めてのことです。
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桜を見に来た人
「長袖で来ようかと思ったら暑いので半袖にした。寒暖差が激しいので、年寄りにはこたえます」
各地で夏を先取りするような暑さとなった一方、東北では“台風並みの強風”が吹き荒れました。
宮城県仙台市のバス停では、座り込む人もいました。岩沼市では、家の屋根が風ではがれる被害もありました。
女川町で最大瞬間風速37.8メートルを観測するなど、宮城県の4地点で観測史上最大の強風が吹きました。この影響で、けがをして病院に運ばれた人の数は県内で35人にのぼるということです。
強風による事故も起きています。
福島県では、風にあおられたとみられるトラックが横転。けが人はいませんでした。
仙台空港では飛行機が着陸を試みますが、風にあおられ着陸できず。仙台空港を発着する15便が欠航となりました。
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東北新幹線も、東京ー盛岡間で約8時間にわたり運転を見合わせました。
ハワイに行くため羽田へ行く男性
「21時の飛行機に乗るんですけど、高速道路も新幹線も止まっている。全部、今から変更かけなきゃいけない」
記者
「JR仙台駅のタクシー乗り場です。交通機関の乱れを受けて、かなり長い列がのびています」
男性
「電車も止まっているのでタクシーで帰ろうかなと。ひとまず仙台空港まで。動かなかったら諦めます」
東北新幹線は26日午後6時すぎに運転を再開しましたが、約6万5000人に影響が出ました。
社会
