山口智子、”表現者を育成する総合芸術学校”は「駆け出しの頃にほしかった」 退屈だった学生時代「あの時間返して」

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2025年03月27日 13:19  ORICON NEWS

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退屈だった学生時代について明かした山口智子(C)ORICON NewS inc.
 俳優の山口智子が27日、都内で行われた『総合芸術学校エンドレス・アカデミー 2025年4月 開校記念 記者発表』に登壇し、自身の学生時代を振り返った。

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 4月に開校する「エンドレス・アカデミー」は、舞台『東京リベンジャーズ』や舞台『ブルーロック』など数多くの人気2.5次元舞台を制作・プロデュースするOffice ENDLESSが「次世代のエンタメを担う人材」を育成する総合芸術学校。Office ENDLESSの長年に渡る経験を元にした独自メソッドによる教育と、高校・大学の卒業資格をとれる一般社会で通用する学舎として、表現者を対象として、「多ジャンルに跨がり生き抜く力」を『学校』という形で次世代に伝えていく環境を整えた。

 役者、声優、歌手など人前で魅せる仕事だけでなく、言葉で魅せる脚本家、動きで見せる演出家、光で魅せる照明、聞かせて魅せる音響、着せて魅せる衣装、かざり付けて魅せるヘアメイク、すべての“表現をするため”の仕事を実際の現場を通して「職業:表現者」を育成。現場を常に作り続けているOffice ENDLESSが運営しており、在学中の生徒も舞台へのオーディションに参加できる体制作りや、フィードバックの検証も授業に盛り込まれる。

 実際に舞台に立っている人気2.5次元俳優たちによる演技指導や、元宝塚女優による基本的なマナー講座、元有名アトラクション施設のダンサーによるダンスレッスンや脚本、演出家による読み解き&制作など俳優指導にとどまらず、一般常識や舞台制作のいろはを学ぶことができる。集中的に授業が受けられる第1期生を現在募集中。

 山口は学校の理念に共感し、スペシャルゲストとして登壇。本校の下浦貴敬学院長に花束を贈呈した。本校について、山口は「まずテーマが素晴らしいんです。『何歳からでも何度でも夢は描ける』という学校のポリシー。夢を描くっていうのはエンタメの根源ですよね。何歳からでもっていうのも、私も常々自分に言い聞かせていることは、人生はいつからでも学び始めることができるし、学び直すことができるし、学びによって夢を掴むこともできる。もっと早くなんで作ってくれなかったんですか。駆け出しの頃にほしかったです」と絶賛。

 また「私も学びたい立場の代表としてここに立っております。本当に今からでも学びたいです」とし、「大人になってからの学びって本当に楽しいんです。あてがわれるだけじゃない、義務教育の”これ覚えろ”とは違う学びはなにより楽しくないですか」と熱い意欲を見せた山口。学校の定義については「それぞれのプロフェッショナルの道を学びながら自分の個性で夜のハッピーのために役立っていけるかを探っていく、それが学びですよね。それこそ私が求める”学校”」とし、自身を振り返り「だから学生時代本当につまんなかった」とぼやき。「受験勉強のためだけみたいな学校って本当に…あの時間返してって常々思っているんです」とし「だからこそいま原点回帰で還暦を迎えて新たに学ぶ意欲がふつふつと湧いていて、これは反動でありがたかったかなと思う」と語った。

 ほかに、エンドレス・アカデミー学院長・下浦貴敬氏、エンドレス・アカデミー副学長・柳延人氏、エンドレス・アカデミー理事・伊藤翼氏、日本ウェルネススポーツ大学専任講師・杉町マハウ氏、MCとして学校法人メイ・ウシヤマ学園広報/ハリウッド大学院大学准教授・玉利かおる氏が登壇した。

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