
長野県の地勢を紹介したイラストがSNS上で大きな注目を集めている。
「都会民から見たら長野県は山が近いし全部田舎と思われがちだけど長野の中でも田舎はある。」と自作のイラストを紹介したのはブロガーのじょあさん(@KSG2999)。
関東平野から比較して標高が高くなるごとに
・関東の山間部(人が住める田舎)
・山(ほぼ住めない)
・長野県の人が住んでいるところ
・山(ほぼ住めない)
・長野の山間部(ガチ田舎)
・山(アルプス・住めない)
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と推移していくのだという長野県の地勢。北アルプス、南アルプスなどのイメージで長野県と言えばざっくり山だと思い込んでいる人は多そうだが、たしかにその中にも人口36万人の長野市、人口23万人の松本市などの都市や山間の自治体などさまざまなバラエティーがあるというわけだ。
じょあさんにお話を聞いた。
ーー他府県民が持つ長野県のイメージについて。
じょあ:長野県は自然豊かで山に囲まれており、東京などの大都市圏の人から見ると一括りに「田舎」と思われることも多いのではないでしょうか。
ーーじょあさんが住まいの地域はどの区分に?
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じょあ:標高500mあたりの「人が住んでいるところ」なので長野県全体から見ると平均的な場所かと思います。車がないと不便ではありますが店舗などへのアクセスはしやすく生活に不便はありません。高い山がよく見えるので関東から遊びに来た人からは「別荘みたい」と言われることもあります(笑)。
ーー投稿に大きな反響がありました。
じょあ:同じ長野県民の方に共感してもらえたのはうれしかったです。一方で長野県の地理的特徴をあまり知らない方もまだ多くいることに驚きました。もっと多くの人に長野県の地理や魅力を知ってほしいですね。
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SNSユーザー達から
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「『長野県の人が住んでいるところ』生まれだけど『長野の山間部』はおそらく多くの長野県民から見てもガチでなんでこんなとこに住んでるのって思っちゃう 学校が違和感ある立地でドンとあるので目立つ」
「相方から長野県人は自宅の標高を覚えていると言われたことがあります。ちなみにうちは標高680メートル。」
「長野も広い スキーや観光でよく行きましたが、長野市も松本市も都会からしたら田舎ですが、意外とと言うと失礼ですが思ったより栄えてる印象 観光地も多くあります 白馬のスキー 善光寺、松本城、上高地、諏訪湖、わさび農園などなど語り尽くせないくらいあります 本当の田舎には観光客も来ません」
など数々の共感の声が寄せられた今回の投稿。読者のみなさんは長野県に対しどんなイメージを抱いていただろうか?
なお今回の話題を提供してくれたじょあさんはXやブログ「絶対にマネをしてはいけない山歩き」で日々、登山に関する情報を発信している。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)