さだは同作の制作に取りかかるタイミングで、以前より使用しているギターの1993年製Martin Tree of Lifeに加え、2024年製Martin Tree of Life Premiumと新たに出逢うこととなり、その2本のTree of Lifeから曲作りはスタートしたという。
そして、アルバムタイトルチューン「生命の樹〜Tree of Life〜」をはじめ、昨年CMソングとして先行配信された「Believe」、“失ったたいせつなひと”たちへ捧ぐ「Tomorrow」、子どもを戦争で奪われた親の気持ちを歌った「母標」などのさだまさしとしての新曲を7曲、さらには能登に思いをはせた「初恋駅」、奈良・葛城の當麻寺を舞台にした「残月」など、グレープとしての新曲を3曲、そして「生命の樹 -序-」をあわせた全11曲の、さだまさしの現在進行形の“うた”を収録する。
ジャケット写真は、Tree of Life Premiumの向こうにまっすぐ立ち尽くす樹がデザインされている。描かれたアルバムタイトルはさだの直筆となっている。
さだは4月には全4公演のコンサート『“春の葡萄祭2025” グレープ コンサート』、5月15日からはニューアルバムを引っさげた全国ツアー『さだまさしコンサートツアー2025 生命の樹〜Tree of Life〜』を、ゆかりの千葉・市川市文化会館を皮切りに全42公演開催する予定だ。公演の詳細はさだのオフィシャルアーティストサイトで確認できる。