
フジテレビは、同局の岸本理沙アナウンサーが6月末日で退社することを発表した。
岸本アナは2022年4月にフジテレビに入社。『めざまし8』や『ぽかぽか』など数々の番組を担当していたが、わずか3年ほどでの退社となったため、《フジはもはや泥舟だもんな……みんな出て行きたいんだろう》《賢い選択だと思うよ》といった声があがっている。
吐露していた「不安」
一方で、彼女の「退社理由」に疑問を持つ人も多いようだ。
「岸本アナは退社にあたって、《1年ほど前から国内外の企業経営の仕事に関心を持ち始めました》《大好きなアナウンサーの仕事を辞めることは苦渋の決断でしたが、一度きりの人生、悔いのないよう突き進んでいこうと思っております》とコメントを出しています。
前々から退社を考えていたという形ですが、この理由に疑問を持つ人は少なくありません」(スポーツ紙記者)
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フジテレビというと、2024年12月に発覚した“中居・フジテレビ問題”がまだまだ記憶に新しい。12月に問題が明るみに出た後、今年1月にはフジテレビ社長の記者会見、そして中居正広の芸能界引退表明と、バタバタと事態が展開した。
そんな中、岸本アナは1月24日の『めざまし8』で、同局がおこなった一連の問題に関する社員説明会について
「不安でしかない説明会だったなと思いました」「社員は今、変わろうとして、会社を変えようとしています」「私たちの声が届くように、いち社員として働きかけなければと強く思いました」
などとコメントしていた。
止まらない退社ラッシュ
しかし、今回の退社理由が本当なら、この頃には既にフジテレビを離れる考えがあったのではないかと類推する人も多く、
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《中居問題とは関係ないアピールでは?》
《あの問題があったから辞めますとは言えないよね》
と勘ぐる声も上がっている。
「フジテレビ全体に不安が広がっているのは確かで、実際に問題発覚後、アナウンサーの退社が相次いでいます。2月12日には西岡孝洋アナが3月末での退社を発表。このときも、《昨年8月に会社に申し入れ、退職の準備を進めてまいりました》と、中居問題とは無関係だとアピールしていました。
同じく3月末で退社が決まっている椿原慶子アナも、『ワイドナショー』で東野さん、今田さんに“前から決まってたんですよね?”“2月ぐらいに突然動き出したんじゃないですよね?”とツッコまれた際に“去年の11月に会社に報告させていただきました”“本当にずっと前から動いていて”と問題との関係を否定しています。とはいえ、これだけ次々とアナウンサーが退社しているので、勘ぐられるのも仕方ないでしょう」(芸能ライター)
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さらに、永島優美アナも3月末で退社することを自身のインスタグラムで発表。やはり《昨年10月に決意し、退職の準備を進めてまいりました》とコメントしている。今後はスポーツに関する仕事や「果物インストラクター」「オーガニックフルーツソムリエ」として活動したいと発表しているが――。
いまだスポンサーも戻りきっていないフジテレビ。今後も“泥舟”から脱出しようとするアナウンサーが続出するかもしれない。