巻き毛がかゆくて気になってしまう寺西拓人(C)モデルプレス【モデルプレス=2025/03/28】timelesz(タイムレス)の寺西拓人が3月28日、ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』(5月10日〜31日@東京建物 Brillia HALL ほか)の製作発表に出席。自身の役との共通点について聞かれ、回答で笑いを誘った。
【写真】寺西拓人らミュージカル「ダンス オブ ヴァンパイア」キャスト集結◆寺西拓人、役衣装でハプニング
本作にて、寺西は太田基裕とWキャストでヴァンパイア研究に身をささげるアブロンシウス教授の助手アルフレート役を演じる。冒頭には「外は自由」の歌唱も披露した寺西は「長い間愛されてきたこの作品に参加できるのすごく光栄に思います」と喜び。その後少し間が空け、後ろの首の付け根あたりを指差しながら「あの…巻き毛がすっごい首に刺さってすごくかゆくて。これにしっかり慣れて千秋楽まで頑張りたいと思います。よろしくお願いします」とユーモアたっぷりに意気込んでいた。
また、おっちょこちょいなアルフレートの役柄を演じることについて聞かれると「僕自身はすごくしっかりしているので共通するところはないかなと思いますね」と断言し、城田優らキャストの笑いを誘った寺西。記者が質問の回答を受け「ありがとうございます」と礼するとすぐさま「こちらこそ」と即答し、さらに会場を和ませた。
さらに、ヴァンパイアになったらしてみたいことを聞かれると、少し悩んだ様子の寺西は「普段食事とかしていて、にんにくとかも出るじゃないですか。(ヴァンパイアはにんにくを嫌うため)にんにくで『うっっ』みたいな。暗にヴァンパイア自慢する。『あれ俺嫌なんだよね』みたいなちょっとした告白をしたい、みたいなところがあるかもしれない」とユニークな回答。城田が「ちいさっ」とツッコミを入れ「結論『にんにくを恐れたい』ということでいいですか?」と聞くと、寺西は「にんにくを恐れてるのを見られたい」と言い直していた。
製作発表には、主人公・クロロック伯爵役を演じる山口祐一郎と新キャストの城田、さらにクロロック伯爵の虜になるヒロイン・サラ役のフランク莉奈・中村麗乃(2025年公演新キャスト/Wキャスト)、演出の山田和也氏が列席。会場には本作を心待ちにする300人のファンが集結した。
◆「ダンス オブ ヴァンパイア」
ロマン・ポランスキー監督のカルト・ムービー『吸血鬼』を下敷きに、『エリザベート』『モーツァルト!』で知られるミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞を手がけ、ロック界のワーグナーと称されるジム・スタインマンが音楽を手がけた、ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』。2006年夏、ミュージカル界で唯一無二の存在感を誇る山口がクロロック伯爵を演じ、ミュージカルのエンタテイメント作品で一流の手腕を発揮する山田氏が演出を務める形で、日本初上陸を果たした。
“真っ赤に流れる血がほしい モラルもルールもまっぴら”と、ヴァンパイアたちと観客が一体となって歌い踊るフィナーレは帝劇の100年を越える歴史に刻まれ、2006年の初演以来、2009年、2011年、2015年、2019年そして2025年と、6回も上演を重ねる人気演目となった。2025年現在、帝国劇場は建て替えとなっているが、ヴァンパイアの命は途切れることなく、日本初演以来20年目にあたる2025年5月に、6年ぶり6回目の上演を果たす。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】