中村麗乃(C)モデルプレス【モデルプレス=2025/03/28】乃木坂46の中村麗乃が3月28日、ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』(5月10日〜31日@東京建物 Brillia HALL ほか)の製作発表に出席。中村を巡り、キャストが“マウント”を取る場面があった。
【写真】乃木坂46中村麗乃と仲を深めたい人気俳優◆中村麗乃巡りマウント合戦?
本作にて、フランク莉奈とWキャストで主人公・クロロック伯爵の虜になるヒロイン・サラ役を演じる中村。稽古場でのエピソードとして城田優が「サラさんと私、デュエットがあるんですが、フランク莉奈さんとは『ロミオ&ジュリエット』というミュージカルでもずっと彼女のデビューから一緒なので、特に何の問題もなく歌にも進んだんですけど、中村さんがなかなか目を合わせてくれず、あとで演出助手の方に聞いたら『城田のことを怖いと言っていて怖がられてたよ』と言われたんですけど、今のところ怖がられる身に覚えはないものでして…」と告白。怖がっていないと首を強く振る中村に対し「まずは仲良くなるところからこの役作りを始めていこうと思っている次第でございます」とユーモアたっぷりに意気込んでいた。
その後、Wキャストとして中村の印象を聞かれたフランクは「人見知りなのかなっていう第一印象だったんですけど、先ほど城田さんがおっしゃっていたように、他の方々にはまだ心を開いてないのかなと思うんですけど、私には結構開いてくれている気がしていて」と中村との交流を打ち明け、城田が「マウントですか?」とツッコミ。フランクは「はい、マウントです!」と答え「結構話しかけてくれるようになっていて、私はすごい内心ニヤニヤしております」と仲が深まっていることに喜んでいた。
さらに、作品の鍵が「終わりなき欲望」であることにちなみ、キャストにとっての欲望を聞かれると、城田は「甘いものを食べたい。お菓子が大好きですので」と回答。「中村さんもこの間ちょっとね、見えちゃったんですけど、テーブルの上にお菓子たくさん置いてたので『仲間がいた!』と。ちょっと餌付けしようと思います」と中村もお菓子好きという共通点を持っていることを知ったといい、そこから仲を深めたいと話していた。するとフランクも「私も甘いものって言おうとした…」と先に回答されてしまったと悲しむ一幕も。一方で、中村は「すごく寝ることも大好きなので、睡眠欲には本当にいつも負けてしまいます。いっぱい寝てます!」と抑えられない欲望は睡眠だと可愛らしく回答していた。
◆中村麗乃、サラ役抜擢に「夢のよう」
中村が演じるサラ役は、中村が憧れと公言していた神田沙也加さんや、先輩にあたる元乃木坂46の桜井玲香が演じてきた。今回の抜擢に「本当に本当に素敵なキャストの皆様が集まっていて、その中に私もご一緒させていただけるなんて、本当に夢のようだなと今でも思っています」と喜び。「『ダンス オブ ヴァンパイア』の世界でこれからどうやってサラという役を演じていこうと考える日々が今はすごく幸せで、とっても楽しみです」と笑顔を浮かべていた。
製作発表には、クロロック伯爵役を演じる山口祐一郎と新キャストの城田、さらにヴァンパイア研究に身をささげるアブロンシウス教授の助手アルフレート役の太田基裕・寺西拓人(2025年公演新キャスト/Wキャスト)、演出の山田和也氏が列席。会場には本作を心待ちにする300人のファンが集結した。
◆「ダンス オブ ヴァンパイア」6年ぶり6回目の上演
ロマン・ポランスキー監督のカルト・ムービー『吸血鬼』を下敷きに、『エリザベート』『モーツァルト!』で知られるミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞を手がけ、ロック界のワーグナーと称されるジム・スタインマンが音楽を手がけた、ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』。2006年夏、ミュージカル界で唯一無二の存在感を誇る山口がクロロック伯爵を演じ、ミュージカルのエンタテイメント作品で一流の手腕を発揮する山田氏が演出を務める形で、日本初上陸を果たした。
“真っ赤に流れる血がほしい モラルもルールもまっぴら”と、ヴァンパイアたちと観客が一体となって歌い踊るフィナーレは帝劇の100年を越える歴史に刻まれ、2006年の初演以来、2009年、2011年、2015年、2019年そして2025年と、6回も上演を重ねる人気演目となった。2025年現在、帝国劇場は建て替えとなっているが、ヴァンパイアの命は途切れることなく、日本初演以来20年目にあたる2025年5月に、6年ぶり6回目の上演を果たす。(modelpress編集部)
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