日向坂46佐々木久美、卒業を前に“最後の旅”「これまでの歩みを振り返る一冊に」　思い出の衣装も語る【インタビュー前編】

　アイドルグループ・日向坂46のキャプテン・佐々木久美（29）が、1st写真集『めくる日々』（DONUTS）を25日に発売する。卒業を控えた今、これまでの日々を振り返る集大成となる一冊に込めた想いや、撮影でのエピソードのほか、同書で見ることができるチャームポイントも明かしてくれた。

【撮り下ろしカット9点】圧倒的スタイル！見惚れる美しさの佐々木久美

――初のソロ写真集となりますが、話を聞いたときの心境から教えてください。

【佐々木】最初は驚いたんですけど、ずっと夢だったので素直にうれしかったです。ファンの方も写真集を出してほしいと言ってくださっていたので、それがかなって感謝の気持ちでいっぱいです。

――タイトルの『めくる日々』に込めた想いは？

【佐々木】いくつかの候補の中から選びました。この写真集は卒業のタイミングでもあり、活動の集大成としての一冊になるので、これまでの歩みを振り返れるようなタイトルにしたかったんです。日向坂46として過ごした日々はまるで物語のようで、信じられないような時間ばかりでした。そして今回、日向坂46の佐々木久美として“最後の旅”だなって思いながら撮影に挑んだので、そんな「めくる日々」をつづった写真集として、ぴったりのタイトルだと思っています。

――撮影で思い出に残っていることはありますか？

【佐々木】東京での撮影では、これまでの衣装をすべて並べて、その前で撮影したんですけど…「こんな衣装あったな」とか、「この衣装を着たときはこうだったな」といろいろ思い出して、すごく感慨深かったです。やっぱり、私の人生にはグループやメンバー、おひさま（日向坂46ファンの呼称）はなくてはならないものだなって思ったので、それらを感じられるようなページは絶対欲しいなと思ってて。そしたら衣装を全部持ってこられるよってなって。

――特に改めて見て懐かしいなって思った衣装はどれでしたか？

【佐々木】前半の衣装はもう全然記憶ないですね（笑）。でも、一番最初にいただいたサンタ衣装はすごく覚えてます。当時、欅坂46のメンバーは赤、私たちひらがなけやき（日向坂46の前身）は緑の衣装でした。有明コロシアムのライブでちょっとだけ出させていただいたとき着たもので、特に印象に残っています。

――マレーシアのランカウイ島にもロケに行ったということで、旅行を楽しむような素の佐々木さんが見られそうですね。写真集でしか見られないポイントはありますか？

【佐々木】飾らないありのままの佐々木久美を撮っていただいたので、それを見ていただきたいというのはもちろん、日向坂46での9年間の活動で自然と鍛えられた筋肉も見ていただけると思います（笑）。あとは、ほっぺのほくろもチャームポイントです！表紙の写真も左側の顔が使われています。加入当初はここにほくろがあることも忘れて生きてきてたんですけど、グループ入ってこのホクロが好きって言ってもらえたり、メンバーにもいじってもらえたりして、そこからチャームポイントになりました（笑）。

――ほかにも、愛猫のとろろくんとの写真もあるそうですね。

【佐々木】とろろと初めてのお仕事でした！ずっと隠れようとしていて、ちょっと緊張していたんですけど、『ママの職場見学だね！』って言って撮ってもらいました（笑）。

――最後に、写真集を待っているファンへメッセージをお願いします。

【佐々木】皆さんが見たいと言ってくださった一冊が完成して、本当にうれしいです。自信を持ってお届けできる内容になっているので、ありのままの佐々木久美をたっぷり堪能してください！

インタビュー後編では、これまでの歩みや決断に至った想い、そして卒業後の展望や目標について率直に語ってくれている。