スーパーGT富士公式テスト初日午前はヘビーウエットで走行見合わせが多数。首位はDeloitte TOM’S

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2025年03月29日 12:00  AUTOSPORT web

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2025スーパーGT富士公式テスト ヘビーウエットのなか走行するNiterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)
 3月29日、静岡県の富士スピードウェイで2025スーパーGTの公式テストが開幕した。初日午前のセッション1は雨が降り続くなか、GT500クラスは37号車Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)、GT300クラスは45号車PONOS FERRARI 296(ケイ・コッツォリーノ/リル・ワドゥ)がトップタイムを記録している。

 いよいよ開幕が迫る2025年のスーパーGT。今季も各メーカーやサーキットで行われるプライベートテストに加え、この3月には岡山国際サーキット、富士スピードウェイで二度の公式テストが開催されてからシーズン開幕を迎える。

 開幕前最後の走行となるため、各チームにとって重要なものになると思われる富士公式テストは、金曜搬入日こそ曇りだったが、走行初日は朝から生憎の雨が降り続いていた。

 当日の朝には雨量やコンディションを考慮してセッション1の開始時刻が30分ディレイ。10時からピットレーンがオープンされるも、雨量が多いことから走行するマシンと、ピットで待機するマシンで選択が分かれる。

 セッションスタートから24分ほどが過ぎたころには、デブリ回収を行うため赤旗が提示されセッションは一時中断となったが、直後の10時28分には走行が再開。しかし、雨は強く降り続き、再開後は数台のマシンがコースインしたものの、気温/路面温度ともに11度と低く、10時35分ごろから全車が走行を見合わせる時間が続く。

 11時10分ごろからは3号車Niterra MOTUL Zが佐々木大樹のドライブでコースイン。雨量が多いため2分20秒台のタイムとなるが、ヘビーウエットのなかで7周の連続周回をこなしていった。ただ、3号車以外のチームは走行を見合わせ、セッション1は11時30分に定刻どおり終了を迎えた。

 各車のベストタイムはセッション序盤で記録されたものになり、GT500クラスはDeloitte TOM’S GR Supraの1分37秒758、GT300クラスはPONOS FERRARI 296の1分47秒232がトップタイムになったが、雨量が多いこと、走行していないチームもあることから、あまり参考にならないタイムだろう。

 富士スピードウェイで開催されている2025スーパーGT公式テストの初日は、12時30分からのピットビューイングを挟み、14時からセッション2が行われる予定になっている。

[オートスポーツweb 2025年03月29日]

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