星野源『おげんさん』終了で囁かれる「もうNHKには出ないのかも」 思い起こされる2つの“事件”

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2025年03月29日 16:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

星野源

 3月27日、シンガーソングライター・星野源の人気番組『おげんさんといっしょ』(NHK)が最終回を迎えた。NHKではこのところ、なにかとネガティブな出来事が多かった星野だけに、ネット上では憶測の声が広がっている……。

「完全に手を切ったってことか」

 2017年から年に1〜2回ほど不定期で放送された同番組は、星野扮する「おげんさん」とその家族に扮した出演者たちが、超ハイクオリティな音楽を奏でる音楽バラエティー番組。生放送ならではの臨場感が人気を博し、2022年の『第6弾』放送時には「#おげんさん」がXで世界トレンド1位を獲得したこともあった。

 SNS上では《終わっちゃうの寂しい》《また復活してほしい》など番組終了を惜しむ声が多い一方で、

《星野さんもうNHKには出ないのかも》

《いろいろとNHKの対応に不満があるのかもね》

《これでNHKとは完全に手を切ったってことか》

《やっぱりNHKとの関係良くなかったんだろうな》

 といった声も上がっている。

 発端となったのは、2024年の『第75回NHK紅白歌合戦』。星野は10回目の出場になるなど、NHKとの関係はかなり良好に見えたのだが――。

2つの“事件”

 もともと、同番組で『地獄でなぜ悪い』を歌う予定だった星野。しかし、この楽曲は園子温監督の映画『地獄でなぜ悪い』で使われており、園の性加害問題があったことをうけて、《紅白でこの曲を歌うのか》と批判が高まっていた。

「そもそもこの曲は映画のために作った曲でなく、星野さんが2012年にくも膜下出血で倒れた際に個人的な経験や思いをもとに執筆されたものです。彼の公式サイトでも、騒動のときに楽曲について《映画のストーリーを音楽として表現したものではありません。星野源の中から生まれた、星野源の歌です》と説明されていました。映画とはまったく関係なく自らが生み出した楽曲だからこそ、性加害問題と関連付けられることに黙ってはいられなかったのでしょう」(音楽誌ライター)

 しかし結局、星野は楽曲を変更して歌うことに。

「本番では、ものすごく暗い表情で登場し、星野さんのステージが始まってから歌いだすまで10秒ほどの沈黙が。かなり思うところがあった様子でした。もちろんNHK側がどこまで楽曲変更をリクエストしたかは不明ですが、公式サイトでは《紅白制作チームと協議の結果、今回は曲目を変更し、『ばらばら』を弾き語りします》と発表されているので、NHKの意向も少なからずあったのでしょう」(テレビ誌ライター)

 同じ2024年には、インフルエンサーが星野の不倫を告発するという出来事も発生した。不倫相手とされたのはNHKのアナウンサーだったが、星野と新垣結衣夫妻はこれを完全否定。5月28日放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で「100%やっていないこと、事実がひとつもない」と話し、新垣もサプライズで電話出演した。

 一方、NHKサイドからは特にコメントや発表はナシ。もちろん、NHKもアナウンサーも巻き込まれた側ではあるが、星野からすると何も対処してくれないようにも見えただろう。

 星野にとってNHKはもう“良い思い出の場所”ではなくなってしまったのか、その胸中は――。

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