
「チケット転売サイトを通じて当社契約タレントのコンサートチケットを転売する行為に対して様々な法的手続を行っておりますので、その続報をお知らせいたします」とコメントし、声明文を発表した。
チケット転売出品について「日本で初めての司法判断」を報告
STARTO社は公式Webサイトにて「チケットの転売出品に関する日本で初めての司法判断について」と題し、文書をアップ。発表によると、同社契約タレントのコンサートを主催するヤング・コミュニケーション(以下、YC社)と協力し、2024年11月28日付で、「チケット流通センター」の運営会社に対し、9人組グループ「Snow Man」のコンサートチケットが転売出品された16件について、情報開示請求を行ったとのこと。
しかし運営会社がそれに応じなかったため、同社を相手取り、発信者情報開示命令を求める申し立てを東京地方裁判所に申請。今回、16件全ての転売出品に対して2025年3月10日付で発信者情報開示命令が発令されたと、STARTO社は発表した。
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さらに同社はチケットの不正転売対策への対応をさらに推し進めるべく、2025年2月末までに転売出品が確認された、契約タレントのコンサートチケット4342件について情報開示請求を行ったと記した。
リセールサイトにSNSユーザーからは期待の声
またSTARTO社は声明文で「YC社では、やむを得ない理由でコンサートに行けなくなったお客さまのチケットを希望されるお客さまへ定価で販売する公式のリセールサイトを今年夏にも立ち上げる予定で準備しております」と発表。「適正な方法でチケットが行き渡るように、当社は引き続きYC社に協力してまいります」とつづり文章を締めた。
リセールサイトの立ち上げ発表に対してSNSユーザーからは「リセールの導入ありがとうございます」「誰かに譲りたくても転売は嫌で困った事あったのでリセール嬉しいです」「参加できない人がリセールできて一人でも多くのファンが正規ルートで推しに会えますように」という声が寄せられた。
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<参考>
STARTO ENTERTAINMENT 公式X
STARTO ENTERTAINMENT「チケットの転売出品に関する日本で初めての司法判断について」
※コメントは原文ママ
(文:All About 編集部)