メロン記念日デビュー25周年で期間限定再集結「このような大きなステージに…ちょっと涙が…」

今年デビュー25周年を迎え、期間限定再結成したメロン記念日の斉藤瞳（43）村田めぐみ（44）柴田あゆみ（41）が29日、千葉・幕張メッセで開催された「Helolo! Project　ひなフェス2025」に出演した。「ひなフェス」は初、ハロプロの公演にも7年ぶりの出演。

同グループは1999年に結成し、翌年デビュー。10年に解散し、活動期間中にインディーズ盤で1枚と22枚のシングル、4枚のオリジナルアルバムをリリースした。解散後は13年12月、18年10月に2度、ハロプロ公演に出演。今年1月には期間限定での再集結を発表し、2月にはイベントに出演していた。

ステージの後方には春らしく桜を配置。その桜が緑のライトで照らし出されると、3人はせり出しに登場。緑色のペンライトが振られる中で、「香水」をしっとりと歌い上げた。

斉藤は「ひなフェス初参戦です！　メロン色ありがとう」と呼びかけると、会場は大歓声に包まれた。「25周年イヤーということで再結成していま〜す！」と叫ぶと、「25周年でこのような大きなステージに立たせていただけて、ちょっと涙が…」と話した。

「サブスクの解禁もあったりして、メロンの曲を聞いていますか」と続け、「ハロプロの後輩ちゃんたちもたくさん歌い継いでくれて、本当にありがとう」とステージ上から後輩への感謝を示した。

「メロン記念日の25周年イヤー。皆さんと一緒に楽しんで、盛り上がっていきたいなと思っています」とし、「今後の詳細は公式Xで発信していきますので、ぜひチェックしてください」と呼びかけた。

「メロンと一緒にまだまだ盛り上がる準備はできていますか？」に会場は大声援で応えた。「もうちょっと声をください！」とあおった。その後、アップテンポな「お願い魅惑のターゲット」「This is運命」で当時と変わらぬダンスを披露しファンを魅了。最後は3人で「どうもありがとう！　メロン記念日でした！」と締めた。

解散ライブの開催日時と同じ5月3日には、午後7時から東京・池袋HUMAXシネマズで「メンバーと観るメロン記念気　FINAL STAGE "MELON'S NOT DEAD"爆音上映会」も開催する。

同フェスには「モーニング娘。'25」「アンジュルム」などハロプロ研修生を含む全8組総勢73人が参加。19日にデビューシングルを発売したばかりのロージークロニクルは「へいらっしゃい！〜ニッポンで会いましょう〜」を披露。リーダー橋田歩果（19）は「初めてのひなフェスを楽しんでいただけるようにがんばります！」。アンジュルムは5月21日発売の「アンドロイドは夢を見るか？」を初披露した。

明日30日も含め全4公演で2万2000人の動員を予定。この日の昼公演では、約3時間で全41曲を披露した。