M.マルケスが3連続ポール。KTMアコスタは2列目に/第3戦アメリカズGP

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2025年03月30日 01:50  AUTOSPORT web

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マルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2025MotoGP第3戦アメリカズGP
 3月29日、2025年MotoGP第3戦アメリカズGPの2日目セッションがサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、MotoGPクラスの予選ではマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)がポールポジションを獲得した。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は18番手グリッドとなった。

 今大会の欠場者は3戦連続のホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)と前戦で負傷したミゲール・オリベイラ(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)の2名。マルティンの代役はロレンツォ・サバドーリ、オリベイラの代役はアウグスト・フェルナンデスが務めている。

 初日の天候は小雨で、ウエットコンディションとなり最後はスリックタイヤが使用できた。この日はウエットパッチが残るが、天候は曇りでドライコンディション。気温22度、路面温度27度で30分設定されるMotoGPクラスのFP2が始まった。

 序盤に小椋がセクター1の切り替えしでスリップダウンを喫した。前後ミディアムタイヤのライダーが上位に入っており、序盤はマルク・マルケス、ジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)がトップ3となる。

 終盤にはルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)が3番手に浮上。アレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が2番手に上がった。結果的にマルク・マルケスの2分02秒113がトップタイムとなった。

 続いて行われた予選Q1は、気温23度、路面温度27度と大きくコンディションは変わらず開始。ラウル・フェルナンデス(トラックハウスMotoGPチーム)が10コーナーで転倒してしまい、カメラマンのスクーターを自分で運転してピットに急いで戻る。その後、マシンが当たって移動してしまった10コーナーのエアフェンスを戻すために8分36秒を残して赤旗中断となった。

 数分でセッションが再開され、マリーニが2分02秒001でトップ、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が2分02秒113で2番手につける。ラウル・フェルナンデスもタイムを出すことができた。そして、この2台を超えるタイムは出ず、マリーニとクアルタラロの予選Q2進出が決定。小椋は8番手だ。タイヤ選択は全車がミディアム/ソフトだった。

 予選Q2も全車のタイヤがミディアム/ソフトだ。計測1周目は2分01秒522でマルク・マルケスがトップ。2番手がディ・ジャンアントニオ、3番手にフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が入った。

 残り4分、フェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が1コーナーで転ぶがすぐに復帰する。そして3分を切りアタックに入っていくと、アレックス・マルケスが2分01秒448でトップタイムを塗り替える。しかし、マルク・マルケスが2分01秒088で首位に立ち3戦連続でポールポジションを獲得した。また、マルク・マルケスの後ろにつけていたミルが転倒してしまった。

 2番手は最後にタイムが認められたディ・ジャンアントニオ、3番手はアレックス・マルケス。2列目はペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、フランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)、バニャイア。3列目はマリーニ、ミル、ジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)だった。

 10番手はマーベリック・ビニャーレス(レッドブルKTMテック3)、11番手はクアルタラロ、12番手はアルデグエルだ。

[オートスポーツweb 2025年03月30日]

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