お笑いコンビ、霜降り明星の粗品(32)が30日、自身のYouTubeチャンネルを更新。29日に自身が生出演していたTBS系恒例特番「オールスター感謝祭2025春」について言及した。
生放送終了後、数時間後に動画をアップ。自身が6位だったことから始まり、番組に乱入した江頭2:50(59)が女優永野芽郁(25)を追い回した件について、自身の見解を述べた。
江頭名物の暴走について「物議を醸してるんですよね」と前置きし、「エガちゃんひどいっていう派と、これがおもろいねんからっていう派。自分も少し気持ちが分かるというか。芸風全然違うねんけど、破天荒じゃないけど、人に悪口言ったりして相手を傷つける時があると。エガちゃんも人に突撃して、人を嫌な気持ちにさせるという意味では近いところがある」と切り出した。
続けて「にしても。男女みたいな。下ネタ、エロはちょっとレベル違う。俺とは。まず線引きがある」とした上で「永野芽郁に『俺の女になれ〜』とか言いながら近づいて。実際に体には触れてないけど。江頭2:50劇場。オンエアでも乗ってたんやな、永野芽郁がちょっと泣いてるみたいな。それは乗ってたんやと思いつつ。僕はね、最後のコメント振られて、『エガちゃんのテレビ最後の日に立ち会えてよかった、おもんなすぎました』って言ったんですけど」と語った。
発言の意図について「テレビでエガちゃんを見てる時も普通に不快やったし、ああいう芸風。俺はね。だから、おもんなすぎたって言ったな。あれ間近で見て、さすがに擁護できへんなって思って。『(エガちゃんの)テレビの最後に立ち会えてよかったです』って言うだけやったら芸人の味方すぎる。エガちゃんだけをフォローしてるやん。エガちゃんだけをフォローするのはよくない。あれははっきりおもんないって言いましたね」と説明した。
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そして「いろんな意味があって、あれ、粗品が本当におもんないと思ってるのって言われたら…もっとおもろいお笑いの種類はあるなとは思います。あれが江頭さんの仕事っていうのはもちろん分かってるけど。レジェンドですから」と補足。「いろいろ考えた。場を締めないとあかんし。もちろん、永野芽郁側のフォローというか」と配慮の末の発言だったことを明かした上で「おもんないっていうことで、これエガちゃんの株も上がるから。これはやってよかったと思いましたね。俺、1人賛否やってるから、この辺のバランス感覚がエグくて。賛否のてんびんの傾きの流れが分かってきた」と力説した。
続けて「ある人物が炎上した。賛否でいうと『否』が多かった。その人がコロッと謝るとか、誰かに強烈に批判された時に賛否がひっくり返るんですよ。そこまで言ったらかわいそうやで、とか。このバランスに一役買ってあげてたという意味では、芸人の敵でもないという感じですかね」と語った。
さらに「『いや〜(エガちゃんの)テレビ最後の日に立ち会えてよかったですね、おもんなすぎました』。これ、俺がおもんなすぎましたって言うことで、世論は賛否のエガちゃんに対する『否』が減んねん。『否』が減って、何が出るかと言うと、粗品の『否』。粗品生意気やな、あいつと。それは俺、堂々と受けて立ちますよ。その役は買うよ。何年ヒールやってんねんっていう話ですよ」と高らかに宣言。「あれを言ったことで、エガちゃんそんなことないよと。エガちゃんの優しさ知ってるよ、オモロかったよ、仕事全うしただけだよ勢が増えることでエガちゃんも生きる。俺は魔法のようなコメントを残したかなって思いましたね」と持論を展開した。
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