30日放送『マルコポロリ!』(C)カンテレ お笑い芸人・東野幸治がMCを務めるカンテレ『マルコポロリ!』(毎週土曜 後1:59 ※関西ローカル)は、4月から放送20年目に突入する。きょう30日は今年度最後の放送となり、番組開始からレギュラーを務めるほんこん、メッセンジャー・あいはら、その2人を“親父”“お兄ちゃん”と呼ぶ自称“ミスターマルコポロリ”永野からメッセージが届いた。
【写真】『マルコポロリ!』ニヤニヤが止まらない…ほんこん&メッセあいはら
30日放送のカンテレ『マルコポロリ!』は、1年間の名シーンを一挙大放出する特別企画「マルコポロリ大慰労会」となり、永野がついにMC席に座る。
永野が再ブレイクに至るまでの当番組での“激闘の歴史”を公開。同じ事務所のサンドウィッチマンをはじめ、東西のさまざまな芸人たちを容赦なくぶった切ってきた永野の毒舌を、余すことなく届ける。その一方で、永野が“かつての自分を見て思うこと”を語る。
番組の重鎮、ほんこん&メッセンジャーあいはらの過去の名場面もプレイバック。ゲストのや団との即興コントではしゃぐほんこんのキュートな姿や、「上半期で一番おもろい」と東野を大喜びさせた130Rの相方・板尾創路との“気まずいトーク”がよみがえる。
また、芸人の心を容赦なく突き刺すあいはらの“猛毒キラーワード集”も公開。R-1王者・街裏ぴんく、ほんこん、そして同じ番組レギュラーの月亭八光に放った鋭すぎるツッコミなど、スタッフが厳選した珠玉の言葉を振り返る。
■ほんこん、あいはら、永野 コメント全文
――4月から20年目に突入する『マルコポロリ!』に期待することは?
永野「私は9年前くらいからしか参加してないですけど…」
ほんこん「結構経ってるやん(笑)」
あいはら「しかも当たり前みたいにおるもんね」
永野「そうです。当たり前みたいにいるんですけどね(笑)。でも、『マルコポロリ!』みたいな番組はほかにないんで、その核となる部分は守っていきたいし、そこは変わらずにいてほしいなというのはありますね。永野だったりモダンタイムスだったり、何個か成功例があったんで、それを学習してくるちょっとズルいやつが最近多いんですよ。『マルコポロリ!』に出ると正直、芸人としての箔(はく)がつくので。だからね、そういう野良ぶってるやつにお2人が気づいていなくて、笑ってらっしゃるのを見たときは、ちょっと悔しかったです」
あいはら「芸人ってすごく増えてるし、その数だけ番組のネタもあるのかなって思うと、これからもやれることはなくならないんやろうなと思いますね。ちゃんと売れてる芸人に来てもらうのもいいし、本当はおもしろいけどあんまり日が当たってなかった芸人がここで花開くのもいい。そういうA面B面みたいな感じで続いていけばええなと」
ほんこん「俺は“○○軍団”っておもろいなと。こういう芸人にこんなつながりがあるんやとなったり、そのときに主役やった子に代わって、後ろにおった子が次は主役になったり。そういうパターンもまたおもろい。3人くらいで酒飲みながら、お笑いの裏側をしゃべるロケとかやってみたいなと思いますね。見てる人らが“こいつら、本音言うてるな”って思うような話をね。ヤバイとこあったら“ピー”入れてもええし、そこをスタッフさんにお願いしたいなと。ここのスタッフさん、編集がビックリするくらいうまいねんな」
永野「確かにスゴイです。あと、テロップがおもしろいですよね」
あいはら「人が嫌がるところは絶対に流しますよね。“ここ切ってほしいな〜、言い過ぎたな〜”ってとこは絶対流しますよね」
永野「人の恥部ばっかりさらす(笑)」
ほんこん「そやねん。それ最初のころからやねん。そこだけはずっと継承されてるやんな(笑)」