38thシングル『ネーブルオレンジ』では3作連続となる選抜入りを果たした、乃木坂46五期生最年少の小川 彩（おがわ・あや）が、3月31日（月）発売『週刊プレイボーイ15号』のグラビアに登場。この春、高校3年生になる彼女がこれまでの活動で知った、初めての感情――。
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■最近、感情を知った感覚がある
――週プレには1年ぶりの登場です。まずは撮影の感想から聞かせてください。
小川 丸い眼鏡をかけて、ゆるっと髪を結んで、ブラックコーヒーを飲んで、いい暮らしみたいな気分でした。「こんな生活、してみたいなぁ」って。
――撮影テーマは「自分探し」。五期生加入から3年、テンションもパフォーマンスも常に安定感のある小川さんの、ひとつ違う部分を見てみたい、という撮影でした。
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小川 それを聞いたとき、うれしかったです。悩みとまではいかないんですけど、後輩が入ってきて先輩にもなるし。それこそ「自分探し」じゃないけど、何かを変えなきゃいけないタイミングなのかなと思っていて。
「シンデレラノート」っていう、理想の自分と、そこまでの道筋を文字に残す方法があるんですけど、それをやろうと思っています。
――まずそこに何を書くんですかね？
小川 やっぱりライブで輝く自分になりたいので、それが一番かなと思います。私のできることはピアノやドラム、楽器系なので。1日数十分でいいから触れるとか、空いた時間にスタジオを予約して演奏しに行くとか。もっと真剣に取り組もうと思っています。
――具体的でいいですね。
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小川 あとは同期が個人のお仕事に挑戦しているので、私も演技のお仕事ができるようになりたいんです。自分の性格と真逆な、狂気的なお芝居とか。
――意外な憧れです。その姿、あまりイメージできないんですが、そもそも普段「怒ること」はありますか？
小川 同期の一ノ瀬美空のやんちゃを叱ったり、お母さんとけんかしたりとか......。
――お母さんとはどんな感じ？
小川 「早くお風呂入りなさい！」「お願いだから寝かせて！」って言い合って、物理的に引っ張られてお風呂に行く......とか、そんな感じなんですけど（笑）。
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――狂気とはかけ離れた、ほのぼのした日常じゃないですか（笑）。
小川 （笑）。でも最近、感情を知った感覚もあって。
――感情を知った？
小川 乃木坂46に入るまでは、本当に何も考えていなかったというか。今もそこまで表に感情は出ないと思うんですけど、ライブみたいなキラキラした場面で味わう、楽しさやうれしさもそうだし、寂しいとか悲しいって負の感情は、特に知らなかったし。
――なるほど。
小川 それこそグループに入るまで、泣くことなんて「転んだとき」くらいだったんですよ。
――でも、涙することも増えた？
小川 ですね。先輩が卒業されたり、自分の中で悔しいことがあったり。......乃木坂46というグループが、「涙を流してもいいんだ」と思える場所だったのも大きいと思うんです。
――乃木坂46は、そんな負の感情と闘ってきたグループでもあります。
小川 そうですね。いろんな感情を知った上で、今年は芯を持った大人になりたいなって思います。
――間もなく六期生が加入します。昨年、「先輩としての一面も応援してほしい」と語っていましたが、理想の先輩像は？
小川 この3年間とは違う私を見せたいなと思います。お手本になりたいですし、一緒に成長できる先輩でもありたくて。
――後輩にやってあげたいことはありますか？
小川 まずは会って、一緒に写真を撮ること。
――写真ですか？
小川 自分が加入したばかりの頃、（筒井）あやめさん（四期生の最年少）がツーショットに誘ってくれたんです。
――加入したての不安ばかりの頃に、それはうれしいですね。
小川 本当にそうでした。先輩にやっていただいたことを、できる人になりたいですね。
スタイリング／金田健志 ヘア＆メイク／平松浩幸（フラットコア） 衣装協力／JINS
●小川 彩（おがわ・あや）
2007年6月27日生まれ 千葉県出身
身長154�僉〃豈娵拭�B型
特技＝ドラム（独学）、ピアノ、クラリネット
長所＝健康なところ、ポジティブなところ
〇2022年2月、応募総数8万7000人超のオーディションを突破し、乃木坂46に五期生として加入。乃木坂46 38thシングル『ネーブルオレンジ』が好評発売中。
乃木坂46公式X【@nogizaka46】
乃木坂46公式Instagram【@nogizaka46_official】
取材・文／アオキユウ（short cut） 撮影／野口花梨
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