元自民党衆院議員の宮崎謙介氏(44)が、30日に放送されたテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。石破茂首相が昨年の衆院選で初当選した新人議員15人に、1人当たり10万円分の商品券を配布した問題をめぐり、自身が初当選した2012年、当時自民党総裁だった安倍晋三元首相からは商品券はもらっていないと主張した。
番組では、宮崎氏と同じ2012年に初当選した自民党の大岡敏孝衆院議員(52)が21日、「約12年前ですよね。商品券的なものであったことは間違いないです。現金ではない。直接、安倍総理から手渡されたわけではない。初当選してきた厳しい選挙を勝ってきた若手に対して、激励のつもりでいただいたものだと思っていました」と、安倍氏との懇談会後に商品券のようなものをもらったと発言した際のコメントを紹介。大岡氏と初当選同期の宮崎氏は「(懇談会の)帰りにおみやげをもらったという記憶はなくて…ないと思う」と、商品券授受に関して明確に否定し「なぜならば、安倍総理からもらったものは僕、全部覚えてるんで」と話し、何かと尋ねられると「結婚祝い」と明かした。
大岡氏が「商品券的なものをもらったのは間違いない」と述べたことに関しては「ニュースは知ってますけど、僕はもらってなかったんで、えっ? 何、それ?…って。大岡さんは地方議員(静岡県議)出身なので、地方議員出身の人だけがもらったのかと思いました」と口にした。
一方、元宮崎県知事で衆院議員の経験もある東国原英夫氏(67)は「宮崎さんは『安倍総理からもらってない』って言ってましたね。多分、有望じゃなかったんじゃないかな」と推察。ビートたけし(78)は「気がついてもらえなかった。頭数に入ってなかったんじゃないの?」と、毒舌でツッコんでいた。
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