ゴマキは高額ツアー即完売、芸能界で『ファンミーティング』増加の意外な背景事情

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2025年03月30日 17:10  週刊女性PRIME

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後藤真希

 ゴマキこと、後藤真希の人気には驚かされる。ゴマキといえば、デビュー25周年を迎えた昨年、13年ぶりに新曲をリリース。同じく昨年11月に発売した写真集は発売前から評判となり、重版が決定され、「今年1月末の時点で重版9刷を達成し、売れに売れているようです」(出版社社員)

 そんなゴマキと触れ合えるイベント、所謂『ファンミーティング』がこれまた大人気で、今年2月に開催された日帰りバスツアー『後藤真希といく(初めての)甘酸っぱいベリーバスツアー』は、1人30000円で定員70名だったが、即売り切れ。続いて5月、1泊2日で開催される『後藤真希と♪めんそーれ沖縄!みんな一緒でうれし〜さ〜』いう沖縄ツアーも、定員50人はすでに埋まっている。

芸能界全体で増加傾向に

 ツアーの内容は、1日目は民謡ライブ居酒屋での夕食会。2日目はゴマキと一緒に沖縄観光に繰り出し、琉球衣装での2ショット撮影会もある。さらに、シーサー絵付け体験や私物サイン&オリジナル旅のお土産お渡し会に、ゴマキ直筆の手書きネームカードプレゼントと盛りだくさんのファンサービスがついて、基本プランは交通費別で2名1室79800円、1名1室89800円となっている。

 この料金は一見高そうに見えるが、この内容ならディナーショーよりはお得だという意見は多い。

 そして今、ゴマキだけでなく、このような『ファンミーティング』を行うタレントが増えているというのは大手芸能プロ関係者。

「『ファンミーティング』はもともと韓国が発祥で、韓流ドラマやK-POPが人気になって、韓国の俳優やアーティストの『ファンミーティング』が日本でも盛んに行われるようになりました。ただ、日本でも昔からタレントと一緒に参加するツアーというファンサービスはありました。男性アイドルグループとハワイなど海外に行って触れ合うことができるツアーもあって、費用は数十万でも即完売していました。

 最近でも、2月に藤原竜也さんが行ったファンクラブ限定のハワイツアーは、3泊5日交通費込みで40万円ほどでした。ですが、最近は数万円程度の費用で済む『日帰りバスツアー』が非常に人気があります。ファンにとっては負担が少ないし、請け負った旅行会社が全て手配しますから、タレントサイドも事前に準備することが少なくて楽なんです。空いたスケジュールに1日で済みますから、バスツアーを企画するタレントは増えています

“営業”のトレンドも変化

 タレントのバスツアーを検索すると、出てくる、出てくる。そして「どれも人気があり、即定員になります」というのは、タレントバスツアーを企画している旅行会社の社員。

 今年の1月に開催された、元SKEの田辺美月の『田辺美月ファンミーティングin 新潟』は“推しと一緒に推しの地元を巡る”というツアーで、こちらも即定員となり、やはりアイドル系は人気が高いようだが、タレントや歌手だけでなく、お笑い芸人のツアーも大人気だという。

 ほかにも、石飛恵里花やKENNなど声優のバスツアーや、変わり種では『日本が生んだスーパーヒーローと共に、聖地・沖縄を巡る2泊3日のツアー』と銘打ったものもあり、『ウルトラマンオーブ』で敵役を演じた青柳尊哉が同行している。

 タレントや歌手の小遣い稼ぎと言われる“営業”は地方のキャバレーやスナックめぐりや、商業施設でサイン会などいろいろあるが……。

かつては一番実入りがいいのが“パチンコ店”の営業でしたが、コロナ禍でパチンコ店も業績が悪化したのか、最近はめっきり少なくなりました。タレントは愛想を振りまくだけ、歌手は1曲歌うだけか場合によっては歌わなくてもいいこともあり、確かに楽なんですが、知ってのとおり、お店の中は騒音が目立ちますし、お客さんは玉を打つのに夢中になってますから(笑)、注目するのは本当に一瞬だけ。

 お金のため……と割り切ればいいのですが、タレント側にとって気持ちがいいものではないですね。そんなパチンコ営業に比べたら、収益は少ないかもしれませんが、バスツアーは相手がファンですし、一緒に自分も楽しめるから、気持ちよく仕事ができるというわけです」(前出・大手芸能プロ関係者)

 ファンも主催者も大満足の『バスツアー』。今後、“営業”の主流となるのは間違いないだろう。

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  • 飯田圭織のバスツアーの二の舞にならないように、YouTubeライブとかやった方がいいんじゃないか?
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