2025スーパーGT富士公式テスト ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺) 3月30日、静岡県の富士スピードウェイで2025年スーパーGT富士公式テストが2日目を迎えた。13時50分より2時間20分間にわたって行われたセッション4では、GT500クラスはTGR TEAM ENEOS ROOKIEの14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)がトップタイムをマーク。GT300クラスは、JLOCの0号車VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)がトップタイムを記録している。
開始と同時に各車続々とコースインし、周回をスタート。午前のセッション3よりも序盤からペースを上げていくマシンが多く、コース上ではアクシデント等もなくセッションが進む。まずはGT500のENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)が1分27秒343で全体のトップタイムを刻んだ。
一方、GT500のDENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)はマシントラブルでガレージにマシンを収め、その対応に追われることに。さらに、このテストがマシンのシェイクダウンとなるGT300のGreen Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)もコースインが遅れていたが、こちらはトラブルの調整を終えてセッション中盤には無事に走行を開始した。
以降もつねに30台近くがコースに出て周回を重ねていくなか、GT500のAstemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/小出峻)が10周を終えたタイミングでガレージインし、トラブルが起きたパーツの交換作業に入った。その一方で、トラブル対応を進めていた39号車DENSO Supraは無事にコースインを果たす。
さらに、セッションも残り30分が近くとなるとGT300のANEST IWATA RC F GT3(イゴール・オオムラ・フラガ/安田裕信)がピットレーン出口付近でストップ。17周のロングランを行っていたところだったが、振動が大きくなったためにドライバーの判断でマシンを停止させたとのことだ。