
【写真】まるで絵画のよう 美しすぎるJO1のパフォーマンス
■「BE CLASSIC」を初パフォーマンス
開演時間になり正面のビジョンに真っ赤な“WHEREVER WE ARE”の文字が映し出されると、会場は一気に緊張感と期待感が入りまじる。そして11人がステージに並び、堂々と前進しながら登場すると、まずは「Love seeker」の韓国語バージョンで幕開けし、集まったJAM(ファンネーム)から大歓声が上がった。このツアーのコンセプトにも紐づいている9TH SINGLEのタイトル曲「WHERE DO WE GO」も韓国語で披露され、シンクロパフォーマンスと大人な色気を見せつけていく。
各サビごとにセンターの木全翔也、川西拓実、白岩瑠姫が鮮烈な印象を与える「ICY」では、青く照らされた艶妖な演出で会場中を魅了。MCでは、豆原一成が韓国語で「今まで何度かソウルに来ましたが、こうして単独公演をするのは初めてなので、今日は本当に楽しみにしていました」と語ると、金城碧海が「今日はステージをぶちかまします!」と充実した表情で気合いを表明。
幕間の映像が明けると、美しいストリングスが響いた瞬間に会場にはどよめきが。「BE CLASSIC」を初パフォーマンス、さらに韓国語での初歌唱となり、2つのサプライズでJAMを盛大に沸かせた。公演の中盤でスタンドマイクが並び、「Blooming Again」と韓国公演だけの披露楽曲「OASIS」を気持ちを込めてしっとり歌い上げ、最後のサビの部分ではメンバーが前方に出てきて、観客のボルテージを上げていく。その後は、「Trigger」「Rose」「SuperCali」「Walk It Like I Talk It」で、怒涛のパフォーマンスを披露。
木全が「今日の曲以外で聴きたい曲はありますか?」と問いかけると、観客からたくさんの楽曲タイトルを叫ぶ声があがる中、1日目「MONSTAR」、2日目は「HIDEOUT」が選ばれ、11人がアカペラでワンコーラスを歌唱した。本編の最後は「Test Drive」を歌い、メンバーは一度幕の奥へ。会場からの「JO1!JO1!」というアンコールの声に応えたメンバーはおそろいの衣装に着替えて再登場し「Lemon Candy」で会場全体を温かくポップな雰囲気に。
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川尻蓮が韓国語で「笑顔でまた会いましょう! 今日は来てくれてありがとうございます」と伝えると、最後の曲へ。夢を追いかけることを諦めずに信じて、一歩ずつ歩みを積み重ねてきた日々の軌跡、未来の約束を歌った「Maybe Next Time」を披露。與那城が「カムサハムニダ(ありがとう)、サランヘヨ(愛してる)」と伝えると、名残惜しそうにステージを後にし、ライブを終えた。
この韓国公演では、「Love seeker」「WHERE DO WE GO」「BECLASSIC」「RadioVision」の4曲を韓国語で歌唱。メンバーは積極的に韓国語でコミュニケーションをし、韓国語と日本語を織り交ぜた軽妙なトークで観客を巻き込んで大いに盛り上がり、韓国のJAMとの絆を確かめ合った。JO1は、このワールドツアーを巡り、各都市でJO1を待ち望んでいた現地のファンとのつながりを体感し、また再会できることを約束した。