小芝風花、市原隼人「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」第13話(C)NHK【モデルプレス=2025/03/31】俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(総合テレビ、毎週日曜午後8時〜/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時〜/BSP4K、毎週日曜午後0時15分〜)の第13話 「お江戸揺るがす座頭金」が、30日に放送された。盲目の大富豪・鳥山検校(市原隼人)とその妻・瀬以(小芝風花)のシーンに反響が集まっている。<※ネタバレあり>
【写真】大河「べらぼう」小芝風花演じる“伝説の花魁”花嫁姿◆横浜流星主演大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」
本作は“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜)が主人公。森下佳子氏の脚本で、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマを描く。
◆「べらぼう」鳥山検校(市原隼人)、瀬以(小芝風花)を問い詰める
地本問屋の鱗形屋(片岡愛之助)が再び偽板の罪で捕まったことを機に、盲人たちが営んでいた幕府公認の高利貸し「座頭金」の実情が問題視されるようになり、田沼意次(渡辺謙)は長谷川平蔵宣以(中村隼人)に座頭金について探るよう命じた。
一方、鳥山は本が好きな瀬以のために大量の本を贈る。蔦重の幼なじみで、かつての吉原の“伝説の花魁”・五代目瀬川から改名した瀬以。はしゃぐ瀬以の声を聞いた鳥山は、かつて屋敷にやってきた蔦重と瀬以が楽しそうに話していたのを思い出し「そなたは吉原に戻りたいのか?」「なぜ吉原の者たちとおるときのように声が弾まぬ。なぜじゃ…。わしはそなたの望むことはすべて叶えておるではないか」と詰め寄った。
瀬以は動揺しながらも「吉原の者と話す声が弾んでおるとすれば、親兄弟に似た親しみがあるからかと。それは旦那様をお慕いする気持ちとは別のものにございます」と必死に述べたが、鳥山は「所詮わしは客ということか?どこまで行こうと女郎と客。そういうことだな」と嫉妬と怒りを爆発させ、そのまま瀬以を蔵に閉じ込めてしまった。
その後、瀬以が所持していた書物を調べさせた鳥山は、そのすべてに蔦重が関わっていたことを知り、瀬以の心の中に蔦重の存在があることを確信。呼び出した蔦重を待つ間、刀を手に再び瀬以の蔵を訪ね「返事次第では(蔦重を)斬ることになる」「いくら金を積まれようと、心は売らぬ。そういうことであろう」と不義密通の有無を問い詰めた。
「お前は骨の随まで女郎だな」と鳥山の追及を受けた瀬以は意を決して「重三はわっちにとって光でありんした。あの男がおるならば、吉原に売られたことも悪いことばかりではない。1つだけはとてもいいことがあった。そう思わせてくれた男にござりんした」と蔦重への想いを認める。自分を大事にしてくれている鳥山を傷付けるだけのこの気持ちをいくら消したいと願っても、消えてくれないのだと涙し「信じられぬと言うならどうぞ、ほんにわっちの心の臓をとっていきなんし!」と鳥山の手を取ると、自分の胸に刀を突きつけた。
◆「べらぼう」鳥山検校(市原隼人)&瀬以(小芝風花)のシーンに反響
蔦重と瀬以の関係に気付き嫉妬心を爆発させた鳥山と、蔦重への想いを認めた瀬以の修羅場展開に、視聴者からは「なんて展開…!」「検校ついに本性が出た」「瀬以が切なすぎるよ」「吉原にいた瀬以にとっては蔦重が、ずっと暗闇にいた鳥山にとっては瀬以が光…なんという脚本なんだ」「泣かずにはいられなかった」「1番の名シーン」と反響が続々。さらに、小芝と市原の圧巻の演技にも「釘付けになった」「魂のぶつかり合い」「迫真の演技に鳥肌」「心が震えた」「2人の演技に涙が止まらない」と称賛の声が上がっている。(modelpress編集部)
情報:NHK
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