長尾謙杜/Photo : Genki Nishikawa Styling:Yuta Kotani Hair & Makeup:Nori
Interview & Text : Hazuki Nagamine Edit:Hisako Yamazaki【モデルプレス=2025/03/31】なにわ男子の長尾謙杜が、3月28日発売の『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』(扶桑社)5月号にて初登場。幻想的な和の空間で撮り下ろされた8ページにわたるファッションストーリーでは、最旬モードを纏い、センセーショナルな“新しい顔”を披露している。
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なにわ男子としてデビューして4年を経た彼はいま、大河ドラマや時代劇など多岐にわたる作品へ挑戦し、表現者として躍進。4月には、劇場映画初主演となる『おいしくて泣くとき』が公開される。しなやかに、時に大胆に―。情熱を秘めてまっすぐに前へ進み続ける長尾、22歳の春を追いかける。
同誌の撮影が行われたのは1月末の都内某所。縁側に差し込む心地よい光の中で撮影はスタート。ハイブランドのファッションに合わせ、大胆なオールバックやウェットなヘアスタイルで撮影に挑み、これまでにない新しい長尾を見せた。
◆長尾謙杜インタビュー抜粋
― 大阪から東京へ拠点を移してから4年目。アーティストやデザイナーといったクリエイターとの出会いも増えた。絶え間ない新たな刺激を享受する中で、東京がいつの間にか自分の居場所になっていた。
「東京って、いい意味で“戦国時代”みたいな街だなと思うんですよ。みんなが何かしら勝負を懸けに来ていて、暑苦しさがあるというか。大阪にいたときは、東京のほうが静かで淡々と落ち着いているイメージがあったんですけど、実際に住んでみたら全然違いました。表向きにはクールでも、『もっと、上へ上へ』と心の中で燃えている人が多くて、それが刺激になります。たくさんの出会いがあって、大阪にいた頃は遠くに感じていたアーティストやクリエイターの人たちと縁がつながる機会も増えて、より深く“カルチャーの中に入っていける”感覚があります。上京した当時、頼れるのはなにわ男子のメンバーだけで友人もいなかった。あの頃に比べたら、友人と呼べる人もできて、アートやファッションにしても、より自分の好きにフォーカスしながら生活ができるようになりました」
― 映画『おいしくて泣くとき』の撮影中、学生のように朝早く決まった時間に起き、お酒も飲まなかった。「ただ心也みたいな生活をしたかっただけです」とはぐらかすけれど、役に向き合う誠実さは、行動の細部に宿る。そんな彼が今、いい芝居をするために心がけていること。
「“置きにいかないこと”ですね。少しずつ経験を積んでくると、無難にこなせる方法がわかってきちゃうし、それができるようにもなる。でも、それを続けてしまったら、新しい表現は生まれないだろうし、鮮度もなくなる。何より自分自身が楽しめなくなってしまいそうなので、気をつけるようにしています。例えば芝居のワンシーンにしても、やっぱりその瞬間にしか生まれないものが絶対的にあると思うんです。だからこそ、今を大切にしたいし、思いっきりぶつかっていきたいんです」
(modelpress編集部)
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