
【動画】草笛光子×寺尾聰が50年ぶり共演! 『アンジーのBARで逢いましょう』本編映像
本作は、1953年の映画初出演後70年に渡りドラマ・映画などに出演しつづけ、唯一無二の存在感を放つ草笛の最新作。“お尋ね者”アンジーが巻き起こす、令和のおとぎ話だ。
ある街に風に吹かれて1人の白髪の女性がやってきた。自らを「お尋ね者なの」と名乗るアンジーは、いわくつきの物件を借り、そこにBARを開くという。色々な問題を胸に抱えながら日々を懸命に生きる街の人たちは、アンジーと出会い、他人に左右されない凛とした生きざまに触れて、まるで魔法にかけられたかのように“自分らしく”変わっていく―。
アンジーを取り巻く町の人々に、寺尾聰、松田陽子、青木柚、田中偉登、石田ひかり、ディーン・フジオカら豪華な俳優陣が集結。そのほか名バイプレーヤー六平直政や、チョコプロレスリング所属の女子プロレスラーで映画初出演の駿河メイらが出演する。監督は、大林宣彦監督などの助監督を長年務めた松本動。『私立探偵 濱マイク』シリーズ、『十三人の刺客』の天願大介が脚本を担当する。
このたび、アンジー役・草笛光子と、アンジーがBARを開く物件の大家・熊坂役の寺尾聰が存在感たっぷりのやりとりをみせる共演シーンが解禁された。BARの開店準備が着々と進み、ジャズが流れる店内で満足そうな表情のアンジー。そこへ大家の熊坂が店にやってくる。笑顔で迎えるアンジーに、「これ、どうかなと思って」と風呂敷を解き、額に入った絵をみせる。「うわあ、いいね、気に入った。あそこに掛けよう。あそこ」と喜ぶアンジーは、早速店内に飾られた絵を「あつらえたみたい」としみじみ眺める。
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草笛と寺尾は、1974年に放映されたドラマ『天下のおやじ』(日本テレビ系)で母と息子という役柄で共演して以来、50年ぶりの共演。そのことについて寺尾は本作クランクアップ時に「本当に若いころに草笛さんがお母さん役で、息子に僕と水谷豊でした。まだデビューしてまだ間もないころで、若い俳優ふたりが撮影の帰りに『お前ポケットの中いくらある?』なんて交わしたことを今でもとてもよく覚えているのですが、そんな時期に草笛さんには大変よくしていただきました」と回想。
そして「それ以来僕は共演が全くなかったので、僕ももうだいぶ年をとりましたし、草笛さんもだいぶ大ベテランになられて、最後に一度、共演したいなと思って駆け付けた次第です!」と笑顔で語っていた。
草笛も「若い頃私の息子役をなさったご縁でプライベートでもずっと仲良くしていましたが、久しぶりの共演はとても嬉しかったです」と振り返る。そんな2人の共演シーンは必見だ。
また、公開日の4月4日より入場者特典として“アンジーだらけ”シールの配布が決定した(一部劇場除く)。数量限定で、なくなり次第終了となる。
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