3月29日に生放送された『オールスター感謝祭2025春』(TBS系)で視聴者を騒然とさせた、お笑い芸人・江頭2:50(59)の“暴走事件”。当時の舞台裏を、番組に出演していたお笑いコンビ・霜降り明星の粗品(32)が明かした。
番組後半の企画で登場した江頭は、着ていた着ぐるみを脱ぐや否やひな壇上のスピードワゴン・井戸田潤(52)にとびかかった。そこから一気にひな壇最上段に登り、スタンドマイクをタイツの中に“イン”するというパフォーマンスを披露すると、司会・今田耕司(59)の制止を押し切って、アンミカ(53)向かって「乳もませろ!」と猛ダッシュするなど、スタジオをかき回した。
その次に江頭が“ターゲット”にしたのが女優の永野芽郁(25)だ。「俺の女になれー!」と永野を追いかけ、VTRが流れ終わった後も同じ行動に打って出ると、永野はひな壇の最上段まで逃げるように駆け上がる。スタッフらに身柄を押さえられた江頭だったが、恐怖におびえたのか永野は両手で覆った顔を上げず、そのままCMに入っていた。
「CM明けには、江頭さんは別の場所に移動しており、水中でバーベルを運ぶ企画に挑戦。永野さんが『すごい!』と笑顔で江頭さんに拍手を送る場面もありました。江頭さんはいつもの“暴れ芸”のつもりで、永野さんも気持ちを切り替えたかに見えましたが、あのような経験は初めてでしょうし、本当に怖がっているように見えました」(スポーツ紙記者)
江頭の行動をめぐってSNSでは賛否が巻き起こるなか、3月30日未明に粗品はサブチャンネルである「粗品のロケ」に「オールスター感謝祭6位やった」と題した動画を投稿。
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動画中盤で江頭の騒動について触れると、「嫌な気持ちにさせるという意味では、近いとこがあるのかなと」しつつも、「下ネタみたいのは、エロはちょっとレベル違う、俺とは」と自身との違いを説明。
そして、追い回されたあとのCM中の永野の様子について「オンエア乗ってないねんけど。エガちゃんが水槽の方にスタンバイした時に、永野芽郁も一緒にスタジオを出るんですよ。別方向に。ほんまに、“大丈夫ですか?”みたいな。体調悪いひとみたいな」と明かしながら、こうも語った。
「なんか本当に、よくなかったんですよ。(永野が)怖くて泣いちゃったみたいな。いきなり来られて……。その後、今田さんが『芽衣ちゃんどうですか?』って振って、芽衣ちゃんが笑ってるのとかワイプで抜かれたりしてるんですけど、それは女優やなってみんな思っていて。ただならぬ感じやったんです。エガちゃんも“うわー”って思ってるやろな、というラインの出来事でした」
番組終盤では、「エガちゃんテレビ最後の日に立ち会えてよかった」「おもんなすぎた」とツッコんでいた粗品だったが、これについても、「テレビでエガちゃんを見てる時も普通に不快やったし、ああいう芸風は。だから“おもんなすぎた”って言った。間近で見て擁護はできひん」と改めて振り返り、
「“最後の日に立ち会えてよかった”って言うだけやったら、エガちゃんだけをフォローしてるやん。エガちゃんだけをフォローするのはよくない、現場が締まらんやろ。だからハッキリ“おもんない”って言いました。もっと面白いお笑いの種類があると思いますね。あれが江頭さんの仕事ってもちろんわかってるけど。伝説的な、レジェンドですから。俺が“おもんない”って言えるレベルじゃないけど、間近で見て手放しには褒められへん。すごかったから現場の空気」
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と続けた。いっぽう、「江頭さん、あれ以外完璧やったからな。水槽のやつもめっちゃおもろかったし……。エンターテイナーなんですよ。みんなわかってる。でも看過できひんところもある。それ以外は全部おもろかった」とも評価。
「女性がキャーって逃げ回るっていうのが江頭さんの十八番で、それはそれで“侍道”」との見解も述べつつ、「相手女性が傷付いてしまったというのは、遺恨残るわなっていう感じやったな」と指摘している。
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