《『ちむどんどん』以下に》橋本環奈 “異例の好待遇”も今後背負う「朝ドラワースト女優の烙印」

0

2025年03月31日 18:30  web女性自身

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

web女性自身

写真

3月28日に最終回を迎えた、橋本環奈(26)主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』。31日に全話の世帯平均視聴率が13.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区、以下同)だったことが判明し、歴代朝ドラのなかで“過去ワースト”を更新する結果に。これまで朝ドラの最低視聴率は’09年後期の『ウェルかめ』(13.5%)だったが、0.4%下回ることとなった。



「本作は放送開始当初から、脚本や演出の粗さに酷評が続いていました。主人公が“平成ギャル”という設定も異例だったため、馴染めなかった朝ドラファンも少なくなかったようです。



’20年度以降の朝ドラ作品では、『ちむどんどん』に視聴者からの批判が集まったことも記憶に新しいでしょう。“ちむどんどん反省会”が社会現象にまで発展しましたが、それでも最終的に世帯平均視聴率は15.8%で着地。’20年4月から始まったNHKプラスによって視聴方法の選択肢が増えたとはいえ、『おむすび』ほど視聴者の評判が視聴率に影響を与えた例は近年稀です」(テレビ誌ライター)



不名誉な烙印を押されてしまった橋本だが、彼女の起用はNHKたっての希望だったという。



「橋本さんは朝ドラヒロインを演じる前の’22年から、3年連続3回も『紅白歌合戦』司会者に抜擢されています。NHKでは局への貢献度が高いタレントが『紅白』司会者に選ばれる傾向にありますが、同局番組への出演がほぼなかった橋本さんの起用は前代未聞でした。



過去にNHKが実施した独自のアンケート調査では、橋本さんが“朝ドラのヒロインをやってほしい女優1位”に輝いたことがあったそうです。しかし橋本さんは超売れっ子俳優のため、朝ドラオファーを受けてもらうのは至難の業。そこで彼女を『紅白』司会に抜擢することで、局側との“関係強化”を築く狙いがあったといいます」(スポーツ紙記者)



さらに昨年3月下旬のクランクイン後も、“異例”は続いたという。



「橋本さんは舞台『千と千尋の神隠し』のロンドン公演に出演するため、昨年の4月中旬から5月末まで撮影を離脱。10月上旬も映画『キングダム』の撮影のため、『おむすび』の現場を約10日間離れることに。そのため本編でもヒロインが登場しない週が発生し、スピンオフのような展開に首を傾げた視聴者が続出したのです。



NHKでは“異例の好待遇”で橋本さんをヒロインに迎えましたが、彼女のスケジュールを優先させたことがかえって逆効果のかたちに。さらに撮影期間中は、『週刊文春』で橋本さんにマネージャーへの“パワハラ疑惑”が報じられたことも、NHKにとっては予想外だったでしょう。



橋本さんは演技力を高めるため、現場で感じたことはすぐにメモをとるようにしているそうです。1つの作品でもかなり書き込むため、すでにノートは50冊超えだとか。それほどの努力家であるにもかかわらず、朝ドラの撮影だけに集中できなかったのは、気の毒とも言えます。もし橋本さんのスケジュールを、まとまった期間押さえることができていれば、物議を醸した脚本や演出も違ったものになったかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)



苦い結果となってしまったが、橋本が再びNHKで活躍する日はやってくるだろうか。

動画・画像が表示されない場合はこちら

動画・画像が表示されない場合はこちら



    ニュース設定