【韓流】「涙の女王」キム・スヒョン涙の会見 未成年交際は「やってない。必ず証明する」/全文

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2025年03月31日 18:46  日刊スポーツ

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会見するキム・スヒョン(ロイター)

韓国ドラマ「涙の女王」主演俳優のキム・スヒョン(37)が31日、午後4時半から約30分間、ソウル市内のホテルで涙の会見を開いた。


2月に24歳で亡くなった若手女優の故キム・セロンさんが未成年だった時に交際していた疑惑が浮上。これまでは声明文や所属事務所ゴールドメダリストの発表などで対応してきたが、初めて口を開いた。


緊急記者会見に臨んだキム・スヒョンの声明は次の通り。


   ◇  ◇  ◇


まずは、すみません。私1人のせいで多くの人が苦しんでいます。そして故人も安らかに眠れないようで、残念な持ちでいっぱいです。私は自分を怖がりだと思ってます。いつも自分が持ってるものを守るばかりでした。自分への好意を信じず、逃げるばかりでした。そのため、この場に立つまで長い時間がかかりました。


最初から会見ですべてを話せばどうか、という考えもありました。そうすれば、すべての人々がこれほど苦しまなくて済んだのではないかと思いました。私と故人の私生活が明かされるたびに「明日はすべて話そう。この地獄のような生活が終わる」と思いました。


しかしその度に、ちゅうちょしてしまいました。私の決定が周囲にどんな影響を与えるか。もしかしてみんなが不幸になるのではないか。「涙の女王」放送当時、故人が私と一緒に撮った写真を(SNSに)アップした時もそうでした。


私たちは5年前、1年あまり交際しました。しかし当時、私は交際事実を否定しました。この選択を非難される事は当然だと思います。今、私と故人の間の事を、私が何を言っても信じられないと言っても、理解できます。私が、この事を言える機会はたった1回しかないので、私の言うことを聞いてほしいです。


私は俳優になり、あふれる愛情をいただいています。「涙の女王」が放送されている時も、主演俳優として守るものがたくさんありました。もし過去の交際を認めると、どんなことが起きるか心配でした。俳優仲間、夜中まで仕事していたスタッフ、投資会社、事務所にどんなことが起きるか。


人間キム・スヒョンとスターとしてのキム・スヒョンの選択肢の中で、私はこれまでスターとしての選択をしてきました。スターだから、私の選択が自分の毒となって帰ってきたらどうするか。もしもう1度「涙の女王」の時に戻ったとしても、私は同じ選択をするでしょう。その選択しかありません。


自分が楽になるために、自分勝手に選択できるか、いくら考えても私はそうしてはいけないと思います。それが、今、キム・スヒョンという人生を選択した人が背負う選択だと思いました。この選択が卑劣だと批判されるなら、いくらでも受け入れます。


そして自分を愛してくれたみんなに謝りたいです。この瞬間も心配がつきません。不安です。今、自分が言うことがまたどんな結果として帰ってくるのか。しかし自分はそういう人間なので、結局は話さないといけないと思いました。


またこんな助言をしてくたさった方もいました。「無難な方向に行こう。リスク管理するなら、いったん、適当に受け入れる姿を見せよう。そうしたら人々の関心から遠ざかるし、のちにカムバックを準備すればいい」。その言葉通りに行動したら、自分と故人の私生活がこれだけ暴露されることはなかったのでしょう。


毎日、毎晩「明日はこんな写真をアップする、何かを暴露する」といった脅迫を受けなくて済んだし、自分の私生活が暴露されることはなかったのでしょう。しかしそうはしたくなかった。自分を脅迫し、ウソを事実と認めろという強要を認めるわけにはいきませんでした。


最も知りたがっている部分を話します。私は故人が未成年者だった時に交際をしたことがありません。そして私が逃げ回ったことも、所属事務所(ゴールドメダリスト)が、故人に債務返済を強要したことで悲劇的な選択をしたという話も、事実ではありません。


2人は平凡な恋人でした。いい感情があって付き合ったし、時間が立ち、別れることになりました。その後、故人と連絡をすることはあまりなかったのです。他の恋人たちと同じで、別れた後も連絡をするのは難しかった。お互いに芸能人だったこともあります。なので、故人が飲酒運転事故を起こした時も連絡をすることもできなかったです。


ユーチューブで、飲酒運転当時、故人が私のせいで苦しんだという話を聞いた。でもその時、故人は他の人と付き合っていたと知っていました。そのため、連絡をするのは難しかったし、お互いにそれぞれの道を歩んでいたのに、連絡するのは難しかったです。


私はいつも多くの愛を受けていますが、誤解も多く受けています。事実ではないことも事実のように一人歩きする。私はそれも自分が受け入れないといけないものだと思っています。


故人の遺族は、私が故人を死に追いやったと主張しています。「お前は未成年者の時から故人を圧迫した。故人を死に至らしめた」と。まず、この音声を聞いてください。遺族が自分と故人の関係を暴露した後「内容証明を送って債務を圧迫した」と主張したが、電話では違うことを話しています。


(所属事務所と遺族側の通話内容)所属事務所側の話で「弁護士から内容証明が出ます。驚かないでくださいね。手続き上、送ることになってますので、驚かないでください。回答は、期間をラフに設定して送ってくれればいいです。その部分をセロンさんにも、説明してあげてください」。(遺族側は相づちを打つだけ)。


内容証明はこの内容です。でもなんで遺族が1年前の通話と異なる主張をするか理解できません。間違ったことをしたのなら、いくらでも認めますし、責任を持つべきものは何でも責任を取ります。しかし事実と異なることを認めるわけにはいきません。


遺族が主張する音声証言は、事件が暴露されて改めて公開したものです。(SNSの)カカオトークの内容もそうです。この内容は、故人が書いたものとは、違った事実が多すぎます。16年の写真と主張する写真は19年の写真だった。故人なら、自分と私の年の差を間違わないです。


カカオトーク会話も公開されました。ユーチューブチャンネルでは、16年のメッセージを証拠に私に未成年者と交際したかのような罠をかけている。しかし、16年のカカオトークと18年のカカオトークで故人と会話する人物は、異なる人物です。この事実を証明するため、遺族が提出した16年、18年、そして今年私が知人とのカカオトークを科学的に分析する検証機関に提出し、解析してもらいました。その結果、16年のものと18年のものは同じ人物ではないという結論になりました。


遺族の暴露が始まり、最も苦しんだのはこれです。私と所属事務所が、遺族側の証拠に対する立場を出すと、急に新たな証言が提示されます。写真や映像、編集されたカカオトークや画像が証拠として出ます。ウソの証言とウソの証拠が繰り返されます。


批判は受けます。ただ、だからといって事実ではないすべてのものが、全部事実にはなりません。私がカカオトークの解析を受けたように、遺族側が出したすべての証拠に対して、捜査機関を通じて徹底的に捜査される手続きを取ります。


遺族が証拠として出したすべてのものが、捜査機関を通してしかるべき捜査を受けることを要請します。私は今この瞬間にも、私だけを見つめる、私が責任を持つべき人々がいます。そういう人たちが毎日苦しんで崩れる姿を見ています。


今日はまた、何を暴露して歪曲(わいきょく)して、私を殺人者として追い込むか、怖いです。この会見が終わると、彼らはまた、どんな偽証拠と偽証言で私を苦しめるか、分かりません。しかし、私が、強要に負けてウソを事実と認めるなら、人間キム・スヒョンとして、またスター・キム・スヒョンに愛を注いでくれたみんなを裏切ることになります。彼らに、人間のゴミみたいなヤツを応援したという苦痛を与えることになります。


自分がやったことはどんな非難も受け入れます。ただやらなかったことは、やってないことです。今でも自分を信じてくれるみんなに明かしたいです。私を信じてくれとは言いません。必ず証明してみせます。ありがとうございます。

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