3月29日放送の『オールスター感謝祭'25春』（TBS系）で、お笑い芸人でYouTuberの江頭2:50の大暴走が波紋を呼んでいる。江頭は女優の永野芽郁を追いかけ回し、司会の今田耕司らが必死に止めに入った。永野は目に涙を浮かべ、CM明けには姿が一時期見られなくなるなど、本人も相当なショックを受けたようだ。このシーンはTVerでは全カットとなっている。
江頭にとってこうした“暴走芸”はおなじみのもの。そのためネット上では《完全にキャスティングミスでしょ》といった声も。江頭は自身のYouTubeチャンネルで、永野を追いかけたのは偶然であり台本はなかったと説明し「傷ついていたらごめんなさい」と謝罪した。
大きすぎる“やらかし”の数々
このほか《私世代だと橋田壽賀子さんにキスして出禁（?）モー娘。追いかけ回したりどっかの国で捕まった（?）みたいな江頭さんのキャラを部分的に知ってる世代だけど永野芽郁さんの世代じゃその時代をあまり知らないだろうし普通に怖がるのは仕方ないよな…》《アレかな、Z世代くらいになると、エガちゃんがトルコで裸になって暴動が起きたとか、橋田壽賀子にキスしてフジテレビ出禁になったとか、知らんのかな?》といった声が聞かれた。
江頭の数々の“やらかし”について放送作家が語る。
「やはりもっともインパクトが強いのは2021年に亡くなった脚本家の橋田壽賀子さんへの生放送キス事件ですね。当時、橋田さんは『笑っていいとも!』にレギュラー出演していました。事件が起きたのは2001年です。江頭さんが番組に乱入し、橋田さんが『この人、トルコで裸になった人』と過去の不祥事に触れたため、口を塞ごうと突然キスをしたのです。この件を受け、江頭さんは『いいとも!』に13年間出入り禁止となり、最終回の直前にやっと出演がかないます」
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橋田さんがツッコんだ“トルコ全裸事件”も国際問題となったと前出の放送作家が続ける。
「1997年に『ザ・道場破り!』の企画で、トルコで行われたオイルレスリング交流試合の前座に乱入。途中から全裸となり肛門から小麦粉を吹き出したのに続き、でんでん太鼓を入れ、逆立ちして動かすパフォーマスをしようとしたところブーイングが起き暴動となります。そのまま警察に逮捕されてしまいました。この話には日本円にしてわずか75円の罰金刑を言い渡されるオチも付いています」
いずれの“やらかし”も20年以上前のもの。25歳の永野が知らなくても無理はない。やはり江頭は今のテレビには危険すぎたのかもしれない。
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