原因は自分にある。桜木雅哉×長野凌大、W主演MV公開 『相棒』に憧れた主人公が登場する“人生の応援歌”

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2025年03月31日 20:00  ORICON NEWS

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桜木雅哉×長野凌大、ゲンジブの仲良しコンビによるMVが公開
 7人組アイドルグループ「原因は自分にある。」(略称:ゲンジブ)のメンバー、桜木雅哉と長野凌大がW主演を務めた、シンガーソングライター・Taikiの楽曲「生活難題曲」のミュージックビデオ(MV)が公開された。

【動画】Taiki「生活難題曲」MV

 MVでは、テレビ朝日系で放送されている国民的連続ドラマ『相棒』に憧れ、映像制作の世界に飛び込んで奮闘する青年の姿をストーリー仕立てで描いている。

 桜木が演じるのは、『相棒』に憧れ、脚本家を目指す青年・輝(あきら)。学生時代から現在に至るまでの葛藤が描かれる。一方、長野が演じるのは、桜木の夢を応援しながらも、自分自身の人生を模索する親友・亮(とおる)。二人はどのように悩み、そして一歩を踏み出していくのか――。グループでも共に切磋琢磨してきた仲良しコンビが、MVの世界でも“親友”を演じている。

 多くの協力のもと完成した本作は、企画・演出・プロデュースを務めた谷口雄哉自身の半生をなぞらえた“ハーフフィクション”のMVとなっている。作中には、実際に発行されている「月刊ドラマ」など、ドラマ好きにはたまらない要素も登場する。

 また、うだつの上がらないカフェ店員役として、ミュージカル『アニー』2025年公演への出演を控える赤名竜乃介が出演。主人公の二人との関わりを通じて、彼自身がどのように変化していくのかにも注目だ。さらに、『相棒season17』での怪演(シャブ山シャブ子役)で話題となった江藤あや、インディーズ映画に多数出演し、谷口監督の全作品に参加している名村藍などが脇を固めている。

 「別れ」と「出会い」の季節に生まれた本作は、新たなスタートを切る全世代に向けた“人生の応援歌”でもある。「夢を追いかける者」、「夢を追いかける人に影響を受ける者」、「夢を支える者」――この三つの視点から、夢を追いかけることの難しさ、そして、それを支える人々の存在をリアルに描き出し、観る人の心を肯定してくれる優しい物語となっている。そこには、「人生は難しいけど、大丈夫!」という力強いメッセージが込められている。

 昨夜(30日)、同MVが公開されると、作中で描かれた「節目」や「接点」を自分自身と重ねる視聴者が続出。「生活は難しいという解釈に触れれたのはうれしい」「連ドラ化してください」「テーマに痺れる…」など、多くの反響を呼んでいる。

■桜木雅哉のコメント

 この作品は、若い世代の方々にエールを送るようなそんな作品になっていて、谷口監督の人生を元にしているのでよりリアルなものを皆さんにお見せできると思います。人生はいつだって自分の思う通りに行くわけではなく、時に自分にとって最悪な出来事があるかもしれない。身近にいた人がいなくなるかもしれない。でも自分の夢に向かって突き進み続けることが大事だと感じる作品ですぜひご覧ください。

■長野凌大のコメント

 この度、Taikiさんの生活難題曲という曲のMVに出演させていただきました。短い時間でしたが、谷口監督の作品への熱量や、強い意気込みを作品に落とし込めるように役者として精一杯演じさせていただきました。この曲とMVを通して、自分のやりたいこと、夢や希望に向かって進む人のかっこよさや、尊さを感じてほしいです。このMVを見た方にとっての、明日への1つのきっかけになるそんな作品になることを祈っています。また、今作で、同じグループである桜木雅哉と同じグループのメンバーとしてではなく、役者として共演できることがとても光栄でした。是非、ご覧ください。

■谷口雄哉監督のコメント

 この春で一度現場を離れることになり、最後に一本何かを撮ろう。そんな気持ちで企画しました。19歳から5年間。その全ての瞬間に支えてくれた“誰か”がいました。憧れたドラマ『相棒』。スタッフの皆様、俳優部。師匠。家族。友人。高校の恩師。記者の皆様。。。僕の人生はあげればキリが無いほどの“恩返ししたい人”にあふれています。このMVはそんな気持ちで創りました。そして、僕のように一本のドラマを見て、夢を抱いている、これから夢を抱く方々へのエールでもあります。本作も、本当に多くの皆さんの協力があり、完成しました。自分の人生になぞらえて、とありますが、当然、全てではありません。主人公の輝が最後にどのような決断をしたのか。その背中を、ぜひ、応援してあげて下さい。「あぁ。最後に、一つだけ」3度目の雅哉と、今回初めての長野さん。お二人を主演として迎えられたこと。“観測者として”とても幸せでした。

■Taikiのコメント

 谷口監督をはじめスタッフの皆様、MVに出演していただいた皆様、関わってくださった皆様に敬意と感謝を申し上げます。ありがとうございます。シンガーソングライターとして「やさしさを届ける」というテーマのもとに曲を作っています。白黒つけるような歌詞や音は使わず「曖昧さ」という特徴のある曲を作ることが多いです。でもMVとなると映像になるので抵抗があり、自主制作以外はしていませんでした。しかし、そのこだわりを監督が寄り添って分かってくれたことに喜びを感じました。正直、優しさやその曖昧さの良さは届かないことが多いです。でもこのMVの力で届くと思います。「もうちょっと優しい世の中でありたいね、平和っていうけど、それって1人が側にいる誰かのハートを温めることの連続の集まりかな…それって生活だよな、暮らしだよな」というメモから書き始めたこの曲。「生活は苦しいんじゃない、難しいんだ」という曲のテーマのもと「生活難題曲」本当に多く人に届くことを心から祈っています。


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