大躍進の河合優実、関西ロケの映画舞台挨拶で大阪に降臨 隙あらば粉もんを食べ、学生の顔をして大学を闊歩していた萩原利久にツッコミも

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2025年03月31日 20:10  まいどなニュース

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河合優実さん

熱狂的なファンも多いコント職人「ジャルジャル」福徳秀介さんの小説デビュー作「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」が数々の話題作を手掛ける気鋭の映画監督、大九明子さんによって映画化。4月25日の全国公開を前に、主演の萩原利久さん、河合優実さんが3月31日夜、大阪のテアトル梅田で行われたプレミアム上映会に登壇しました。

【写真】華やかなワンピースで登壇した河合優実さん

物語を牽引するのは、「とにかく芝居ができる人」を重視してキャスティングされた萩原さんや河合さん、伊東蒼さん、黒崎煌代さんら人気、実力を兼ね備えた若手俳優たちです。2008年デビューの萩原さんはMBSドラマ「美しい彼」(2021年)で一躍注目を浴びるように。以来、多くの映画やドラマで独特の存在感を示してきました。一方、以前から映画やドラマで演技力を高く評価されてきた河合さん。2024年にはTBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」で大ブレイクし、さらには映画「あんのこと」や「ルックバック」(声の出演)、「ナミビアの砂漠」などで人気を不動のものにしています。

関西が舞台の本作「今日の空は—」で見事な関西弁を披露している河合さんですが、大九監督とはNHK-BSで放映されたドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(2023年)でもタッグを組んでおり、そこでも“自然”な関西弁で視聴者を驚かせました。

関西ロケを振り返って

初共演という2人は、お互いの印象について「色々な作品で演じた役のイメージと違い、気さくに雑談してくれる」と声を合わせました。また萩原さんは関西大学でのロケで「大学生みたいな顔をして毎日歩いていました」といい、それを河合さんに「図々しい」と言われたことを明かすなど、まさに「雑談」に育まれた和やかな雰囲気の舞台挨拶になりました。

“珠玉の恋愛小説”として注目を集めた「今日の空—」は、福徳さんの出身校である関西大学や近隣の飲食店などを中心に、関西ロケを敢行。若手俳優たちが全力全霊で演じ切ったいくつもの忘れ難いシーンと共に、リアルな関西の街がスクリーンに生き生きと息づいているのも大きな見どころです。

関西でのロケを振り返り、「ローカルな風景がたくさん出てくる。関西にお住まいの方は東京出身の私とは違う楽しみ方ができると思います」(河合)、「普段と違う空気感が、お芝居をするときに影響しているという実感があった。丸々1カ月も関西で撮影できて本当にありがたかったです」(萩原)と話しました。普段からよく食べる萩原さんは「隙あらば粉もんを食べていた」そうです。

スピッツの名曲「初恋クレイジー」を軸に、胸をえぐられるようなラブストーリーと衝撃の展開で観客の心に刻まれる本作。2人は「作品にとってなくてはならない特別な曲」と語り、「大切なシーンで流れるので、ぜひ注目してほしい」とPRしました。

「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」は4月25日全国ロードショー。

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