俳優松平健(71)が31日、東京・帝国ホテルで第46回松尾芸能賞贈呈式に出席した。
松平は大賞を受賞。人気時代劇「暴れん坊将軍」ヒット曲「マツケンサンバ」などで、半世紀にわたり舞台や映画、テレビで良質な娯楽を提供したことで、大賞に選ばれた。
賞状と賞牌(しょうはい)を手にし、「こんなに大きな賞をいただき、幸せ者だと思います」と喜びを口にした。「26歳の時に新歌舞伎座の会長だった松尾國三さんからお声がけをいただき、初めて新歌舞伎座で座長公演をやらせていただきました。そこで芝居と舞台の楽しさを知り、そこから45年。やっと認めてもらえたのかな」と話した。
舞台や歌で老若男女から親しまれ、「(マツケンサンバは)肉体的にはあまり変わっていない。やっていて自分でも楽しいし、お客さまの笑顔を見るとエネルギーが湧いてくる。80ぐらいまではやりたいと思います」と宣言。「これまでいろんな芝居をして、ともに作ってきた方、ファンのみなさま、家族には心から感謝しています。これからも楽しい舞台を作れるよう精進していきたい」と語った。
同賞は公益財団法人松尾芸能振興財団により、1979年(昭54)から日本の伝統ある劇場芸能を助成し、振興し、独自の文化、芸能の保存及び向上に寄与することを目的として授与されている。
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