「No No Girls」発HANA、デビュー直前イベントにファン熱狂 メジャーデビュー曲「ROSE」先行披露&韓国撮影MVの思い出回顧

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2025年03月31日 21:49  モデルプレス

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モデルプレス

HANAデビュー直前イベント(提供写真)
【モデルプレス=2025/03/31】7人組ガールズグループ・HANA(ハナ)が3月31日、埼玉・大宮ソニックシティ大ホールにて「HANA デビュー直前イベント」を開催。モデルプレスでは、31日の昼公演をレポートする。【ライブレポート・セットリスト】

【写真】「ノノガ」発HANA、デビュー直前イベント圧巻のオープニング

◆「ノノガ」発HANA、デビュー直前イベント開催

HANAは、SKY-HIがCEOを務めるBMSGがプロデューサーにちゃんみなを迎えたガールズグループオーディション「No No Girls」(通称:ノノガ)から1月11日に誕生。メンバーはCHIKA(チカ)、NAOKO(ナオコ)、JISOO(ジス)、YURI(ユリ)、MOMOKA(モモカ)、KOHARU(コハル)、MAHINA(マヒナ)の7人で構成される。

これまで見た目や声に対して「No」を突きつけられてきた彼女たちが成長していくオーディションは注目を集め、1月11日開催の最終審査「No No Girls THE FINAL」は約2万人を収容するKアリーナ横浜にて満員の観客の前で開催された。

1月31日に最終審査のグループ課題曲にもなっていた『Drop』でプレデビューを果たした彼女たちは、デビュー曲『ROSE』を4月2日に配信リリース、4月23日にCDリリースする。今回「デビュー直前イベント」と題し、3月23日に大阪国際会議場メインホールにて、3月31日に大宮ソニックシティ大ホールにて、各日2公演ずつ計4公演を行った。

◆HANA「Drop」「Tiger」のオープニングでファン熱狂

HANAを象徴するグループロゴと同じく鮮やかな赤に照らされたステージの中央には、プレデビュー曲『Drop』MVの最後で彼女たちが乗り込んだエレベーターが。舞台が暗転すると、CHIKAが押しても「NO」と開かなかったエレベーターに、様々な葛藤や壁を越えてきた彼女たちが走馬灯のようにスクリーンに映った。そしてエレベーターが上っていった先に表示されたのは結成日の「0111」「DROP」の文字。彼女たちが向かっていたのは、多くのファンが待ち受けるステージの上だったのだ。

YURIの「今日は大宮に花が咲きますよ!」の掛け声からスタートした彼女たちのパフォーマンス。CHIKAが口に指を添えて言う「ew」、JISOOからMAHINAに引き継ぐ際の「マヒ!」など、各メンバーがキーフレーズを放つたびに上がる歓声は、デビュー前とは思えない彼女たちの人気を証明した。続いてエレベーター前の階段を巧みに使った構成が光る『Tiger』へ。NAOKOやCHIKAを筆頭にフェイク(本来のメロディよりも高くするなどのアドリブ)を圧巻の歌声で繰り出し、ダンスブレイクでも会場を沸かせていた。

◆HANA、仲睦まじいMCで和ませる

2曲のパフォーマンスを終えると、先程のクールで力強い印象から一転、KOHARUが「お座りくださーい!」とファンに声をかけたところから、一気に和やかな雰囲気になるトークも彼女たちの魅力と言えるだろう。YURIやCHIKAは歓声にノリノリな様子で、NAOKOも「OOMIYA〜〜!!」と力いっぱい叫ぶ姿は微笑ましい。さらに、「No No Girls」のオーディション中にもボーカル指導していたりょんりょん先生こと佐藤涼子氏のボイストレーニングを観客とやることに。左右に足踏みしながら「オッオッオッオッオッー!」などと勢いよく声を出し、会場を笑いに誘っていた。

続くソロステージでは、7人それぞれが最終審査のソロ審査で披露した楽曲を再びパフォーマンス。2ヶ月半を経てさらにパワーアップした姿を見せ、ファンを驚かせた。そんなソロステージ後もMAHINAの「とても楽しかった」というシンプルな感想にKOHARUが「そんな感想しか言えないのか!」とツッコみ、JISOOが「またこの前の公演と違った感じがして楽しかったよね」とフォロー。すると、NAOKOがいきなり「私すっごいハッピーでした!」と自身が披露した楽曲『^_^(ハッピー)』に合わせコメントし、マイペースでお茶目な一面ものぞかせていた。

◆HANA、自作ラップの「NG」新しい振付で披露

今回のイベントでは、5次審査で各メンバーが自作ラップを手がけた『NG』も披露。YURIの「生まれ持った顔ポーカーフェイスで人生謳歌」、NAOKOの「ピーチクパーチクうっさいねんパクチー無理ならだまれい」、MAHINAの「ブラックホールに詰めた言葉あんたに分かんのおぼっちゃん」、KOHARUの「心に太陽」と印象的なフレーズをファンにも歌ってほしいと復習したほか、CHIKAが「新しい振り付けも作っちゃったりして?」とHANAバージョンの振付もあると事前に匂わせ。冒頭はJISOOとMOMOKAがドアを叩いたり、「歩く高級芸術品」で歩きながらポーズを取ったりと5次審査のAチーム・Bチームの振付を取り入れながらも、各ソロパートが終わった2番サビから新しい振付に変わり、7人の進化を感じさせた。

◆HANA、デビュー曲「ROSE」MV撮影秘話

最後に披露したのはメジャーデビュー曲の『ROSE』。ミュージックビデオの話題になると「私たちもう韓国で…」とKOHARUが誤って撮影地を言ってしまうハプニングが。「今何もなかったよね!」と仕切り直し「私たちもうMVを撮ってきました。どこで撮ったんでしたっけ?JISOOさん?」と問いかけ、JISOOが「えーっと韓国です!」と答えると、観客も初めて聞いたように驚いた歓声をあげた。「韓国が本当に楽しかったし、いい思い出たくさんありますもんね!買い物もたくさんしたし」とJISOOが続けると、KOHARUは「韓国といえばパックとか買うよね。皆大量に買ったからね。両手いっぱいに」、MOMOKAも「ちゃんみなさんがお薦めしてくださったお肌がトゥルトゥルになるオイルとか」と美容グッズを購入するなど、韓国での滞在を楽しんだことも伝えた。

MV撮影も彼女たちにとって思い出深いものとなった『ROSE』について、CHIKAは「『どんな姿でもどんな環境でも力強く生き抜きたい』という強さもあり、繊細さもある曲となっております」と紹介。改めて「『No No Girls』を見守っていただき、愛していただき本当にありがとうございます。デビュー曲をやっと披露できることを嬉しく思っております。デビューしてもずっと皆さんにもっともっと何倍もの愛をお届けしていきますので、これからも応援をどうかよろしくお願いします!」と意気込み、『ROSE』のパフォーマンスへと向かった。

◆HANA「ROSE」先行披露&ファンに誓い

ドープなトラックと低音のラップで「NO」と言われた過去から這い上がっていく力強さとデビューに向かう決意を感じられるのが『Drop』とするならば、真っ赤な花びらが散るステージでパフォーマンスした『ROSE』はまさにその先に咲き誇る彼女たちの未来を表しているように感じられた。メロディアスなバースとともに、花びらが開くように手を広げた印象的な振り付けが何度も登場し、華やかな印象を与える。MAHINAがうつむいたCHIKAの頬に手を添え顔を上げさせると、背中合わせで中央に君臨するYURIとMOMOKA、倒れ込んでも這い上がるJISOOをNAOKOが支えた先にKOHARUが歌い上げるラストのサビ…メンバーがめくるめく構成を変え表現するさまは、これからどんなに多くの試練があってもお互いに支え合い進んでいく姿に見えた。

『ROSE』のパフォーマンスを終え、晴れやかな笑顔を浮かべた7人。KOHARUは「これから私たちは色んな逆境、色んな状況、もう全て皆さんと共に過ごしていくつもりです。どんどん成長していって、皆さんをいつか救える人になりますので、その時までどうかよろしくお願いいたします」とファンへの誓いを語り、7人は手を繋ぎマイクを使わずに地声で「ありがとうございました!」と感謝。エレベーターの扉が閉まるまで、ファンに向けて何度も何度も手を振り、扉が閉まったあとエレベーターの数字は結成日の「0111」からデビュー日の「0402」へと変化した。デビューを控え希望に満ち溢れた彼女たちのこれからの活躍が楽しみで仕方ない。(modelpress編集部)

◆「HANA デビュー直前イベント」セットリスト

1.Drop
2.Tiger

(MC)

<最終審査「No No Girls THE FINAL」ソロ審査披露曲 ※全てちゃんみなカバー>
3.PAIN IS BEAUTY/MOMOKA
4.花火/MAHINA
5.ディスタンス/KOHARU
6.I’m Not OK/JISOO
7.美人/CHIKA
8.ハレンチ/YURI
9.^_^(ハッピー)/NAOKO

(MC)

10.NG

(MC)

11.ROSE

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