『おむすび』視聴率が歴代ワースト、視聴者がどうしても受け入れられなかった“敗因描写”

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2025年04月01日 06:30  週刊女性PRIME

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橋本環奈

 橋本環奈主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』が、初回から最終回までの平均視聴率が歴代最低の13・1%だったことがビデオリサーチ社の調べでわかった。

「まともな栄養士にケンカ売ってる」

「公式HPには【ヒロインが、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”。どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、主人公・米田結が、激動の平成・令和を思いきり楽しく、時に悩みながらもパワフルに突き進みます!】とありますが、肝心の“ギャル”の解像度の低さが、受け入れられなかった理由ではないかと思います」(テレビ誌ライター、以下同)

 ネット上では、
 
《ギャル全盛期世代を経験してた者からすると肝心のギャル描写が違和感》
《何かあれば「ギャルだから」「ギャルマインド」「ギャルなら…」とやたらギャル、ギャル言ってた》
《ギャルをテーマにして物語を描きたいのなら、中途半端な再現ではなく、もっと当時のギャルを忠実に再現して欲しかった》

 と、全編を通してのギャル描写に厳しい声があがっている。

「“ギャル”に親和性のある層にとっては、描写に違和感が多くて共感できない、そして主な視聴者層である年配層には、そもそも“ギャル”は刺さらない、という構図ができてしまったのが敗因ではないでしょうか」

 さらに、作中で描かれる“栄養士”の描写にも引っかかる点が。

「管理栄養士の主人公が牡蠣を食べるシーンが物議を醸していました。“病院や施設勤めの人は牡蠣を食べない”という、栄養士なら当然気をつけるべきことを平然とやっていたんです。さらにおむすびがまだ冷めていないのにラップでくるんだ描写も批判されています」

 これにはネット上で、

《まともな栄養士にケンカ売ってる》
《栄養士の描き方が半端で、むしろ、ふつふつと怒りさえ感じながらみていました》
《何が一番やばいって、栄養士としてのキャリアがあるのに、高齢者に食べさせるおむすびを冷まさずに持ち歩くこと》

 と厳しい声があがっている。

「『おむすび』は全回の中で初回の放送が一番視聴率がよかったとのこと。年々リアルタイムでテレビ番組を観る人は減っているので平均視聴率が下がるのは仕方ないところもありますが、初回が最高視聴率ということは、リアルタイムで見る気のあった視聴者がどんどん離れていった結果でしょう」

 3月31日に初回が放送された今田美桜主演の『あんぱん』は、概ね好評の様子。初回が最高視聴率、とはならなそうだ。

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  • 連続テレビ小説に現代物は合わなかったのか。これまで近代物が多かっただけにそんなイメージが付いているのは間違いないだろう。
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