「秘密〜THE TOP SECRET〜」第10話(C)カンテレ 板垣李光人&と中島裕翔共演「秘密〜THE TOP SECRET〜」第10話が3月31日に放送され、岡部に対して薪が行った“往復ビンタ”とその後のある行動に「可愛すぎて癒された」などの反応が上がっている。
第15回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した同名原作を実写化。その脳を特殊なMRIスキャナーにかけ、生前の記憶を映像化する「MRI捜査」を行う科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台したストーリーが展開してきた本作。
公にできない“秘密”を知る立場である第九室長・薪剛を板垣が、前回姉夫婦を殺されてしまった第九の捜査官・青木一行と、かつて連続殺人犯の脳を見た末死亡した鈴木克洋を中島がそれぞれ演じるほか、鈴木の元婚約者で青木と付き合っている解剖医の三好雪子に門脇麦。たたき上げ刑事だが薪を健診的にサポートする岡部靖文に高橋努。鈴木とともに激しい精神的ダメージを受けたが突然復帰した瀧本幹生に眞島秀和。鈴木、瀧本らが去った後に第九にやってきた曽我育秀に濱津隆之といったキャストが出演する。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
青木の姉・和歌子(佐津川愛美)が夫とともに自宅で殺され、青木はこれまでの捜査で自分が人の死を利用してきたせいだと和歌子の亡骸を前に号泣、弔問に訪れた薪に自分を捜査から外さないでほしいと懇願する。
薪たちは和歌子の夫の記憶を映像化するが、そこに映っていた犯人の姿に薪は衝撃を受ける。それはかつて薪が上層部から隠蔽を命じられた石丸外務大臣暗殺犯と同じ男だった。さらに犯人は被害者を殺す前に1通の手紙を夫に見せていた。そこには“秘密を渡さぬ代償だ”と書かれており、犯人の男が和歌子らの脳を通して自分にメッセージを送ったことに、薪は自分のせいで和歌子らが殺されたと激しいショックを受け、倒れてしまう…というのが10話の展開。
室長室でニュースを閲覧している薪のもとに岡部が現れ「休んでください」と声をかける。「出ていけ」と命じる薪だが、岡部は「捜査中にひっくり返ってうなされて足を引っ張ってるのはあんただ。俺が『室長はもう限界だ』と報告したら捜査から外されるのはあんただ」と、あえて厳しい言葉をぶつける。すると薪はいきなり岡部の頬をはたく。岡部が「近所の子供の方がもっとましなパンチを…」と言い返すと、今度は反対側の頬を“往復ビンタ”。さらに次のビンタを岡部がよけると、薪は岡部の胸をパチパチと叩き出す…。
このシーンに「全然効かないビンタ……室長かわいい」「その後の薪さんのポカポカも可愛すぎる」「薪さん岡部さんにビンタからのペチペチ可愛すぎて癒された」などの反応多数。
その後、薪がレベル5の機密情報を奪って“逃亡”。警察は極秘手配を敷き、第九の面々も事情聴取を受けることになる。青木も聴取を受けるのだがその際、ドアの向こうで捜査員たちが薪のスマホのGPSが出た、と話しているのを読唇術で読み取る…。
このシーンにも「青木が読唇できるようになってる」「第九で培った読唇術をここで活かしてくる青木!」「凄い今までの捜査がとても役に立っている」など、青木の成長ぶりを感じた視聴者からの声が上がっている。
【最終回あらすじ】
薪に対し発砲許可がおりたことで薪に命の危険が迫っていると察した青木は、かつて薪が鈴木と雪子と3人で訪れた場所へと急ぐ。ひとりで犯人と対峙しようとしていた薪はある施設にたどり着き、レベル5のデータをエサに跡をつけてきた人物と対峙していた…。
「秘密〜THE TOP SECRET〜」はカンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22時〜好評放送中。
(笠緒)