
【写真】避けられない運命に挑むかのような言葉とともに映し出される、飯豊まりえ、井浦新、玉城ティナ、戸次重幸、大東駿介のキャラビジュ
相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴が奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた、荒木飛呂彦の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ『岸辺露伴は動かない』。本作は同シリーズの原点である人気エピソード「懺悔室」を、全編ヴェネツィアロケで映画化したサスペンス作品。
このたび、本作の世界観へと誘うキャラクタービジュアルが新たに解禁となった。美しい教会の中でたたずむのは、人の心や記憶を本にして読み、さらに命令を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を操る人気漫画家・岸辺露伴(高橋)。彼の眼差しには好奇心と警戒心が交錯しており、ビジュアルに添えられた「ヴェネツィアは美しいだけじゃない、あちこちに死の影が落ちている」という台詞からは、美しき水の都の隠された闇を感じさせる。
また、「先生! すっごい良いニュースです!」という彼女の天真爛漫(らんまん)さがあふれる台詞とともに、鮮やかなピンクのコートをバッチリ着こなす露伴の担当編集・泉京香(飯豊まりえ)の姿も。謎の男・田宮(井浦新)は、薄暗いヴェネツィアの風景の中、深い憂いを湛えた眼差しでこちらを見つめている。「お願いです、聞いてください。私の犯した罪を…」と田宮が露伴に告白する懺悔がこの残酷な物語の扉を開くこととなる。
仮面に囲まれた荘厳な空間のなか、自らに課せられた運命を表すかのように儚げな表情でうつむき、「呪い…って何だと思います? 逆に、幸運は?」と問いかける仮面職人のマリア(玉城ティナ)、田宮の告白する恐怖の物語の鍵を握り、「俺は今…暗い海よりも深い『絶望』の中にいる…」と呟きながら、みすぼらしい恰好で怨念の眼差しを向ける浮浪者・ソトバ(戸次重幸)、ソトバとの運命的な出会いにより、不可思議な“幸運”の呪いに囚われることになった男・水尾(大東駿介)が人生の岐路となる瞬間に「やったッ、やったぞッ! キャッチできたぞッ! やったッ!」と涙ながらに歓喜の声を上げる姿など、物語の核心に深く関わる印象的な台詞と場面が切り取られたビジュアルに仕上がっている。
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