
清野菜名が主演するドラマ「119エマージェンシーコール」(フジテレビ系)の最終話が、31日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
粕原雪(清野)が所属する司令課3係に療養中だった堂島信一(佐藤浩市)が復帰。指令台に着いた途端に「あなたたちの無能さを証明してあげる」という不審な通報が届く。さらにその直後、ビルの爆発を目撃したという通報を雪が受ける。
さらに兼下睦夫(瀬戸康史)、新島紗良(見上愛)、与呉心之介(一ノ瀬颯)らも、現場付近から入る救助要請に追われることに。そんな中、雪は火災が発生している現場に取り残されてしまった女性からの通報を受けるが通話が途中で途絶えてしまい…。
その後、訪ねてきた刑事は、ビル爆発の犯人と思われる女性の写真を堂島に見せる。確認すると、それは殺人罪の懲役を終え出所していた道瀬素子(沢城みゆき)の姿だった。そして堂島は、高千穂一葉(中村ゆり)に道瀬が司令課3係に復讐(ふくしゅう)をするつもりだと話す。
またある日、雪は爆発したビルの火災現場で、上杉昴(酒井大成)と遭遇する。そして雪は、上杉から先日の通報者が火災で亡くなっていたことを知ることに…。その後、雪は度重なる通報で心労がたたって倒れてしまい実家で静養することに。
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後日、職場復帰した雪は、道瀬が逮捕されたことを知る。しかし、とある商業施設に設置された加湿器から有毒ガスが発生し、その被害の通報が相次ぐ。さらに男性が意識不明だという通報や海に転落した事案の通報などが度重なる。すると現場に偶然居合わせた市民が救助に協力をして…。
放送終了後、SNS上には、「これまでの通報者たちが今度は助ける側にまわる展開に泣けた。 こういう連鎖は良いな。胸熱だった 」「(過去の通報者が)『あの時何もできなかったから…』と救助に協力する人たちが出てくる伏線回収に泣けた」「指令管制員にスポットを当てた新しい救命ドラマ。救急の重要性を広める社会的貢献も担う名作だった」などのコメントがあふれた。
またこのほか、「毎回登場する声優たちの声の演技を体験することができ、“声” に注目させるぜいたくな構成が良かった」「続編や映画化で新島と与呉の進展を描いてほしい」「清野菜名の透明感としなやかな強さが際立っていた。繊細な役どころにジャストフィットの当たり役」などのコメントも投稿された。

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