3日木曜日頃は北海道オホーツク海側で大雪の恐れ

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2025年04月01日 15:16  日本気象協会

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日本気象協会

3日木曜日頃は北海道オホーツク海側で大雪の恐れ

北海道地方のこの先一週間は、明後日3日(木)〜4日(金)は発達する低気圧の影響でオホーツク海側を中心に雪が降り、局地的に大雪となる恐れがあります。交通障害などに注意・警戒して下さい。週末以降は天気が変わりやすいですが、気温は平年を上回る日が多くなるでしょう。



●3日(木)〜4日(金)はオホーツク海側で大雪の恐れ 交通障害などに注意・警戒


今日(1日)の道内は、気圧の谷の影響で日本海側北部の一部では雨や湿った雪が降っていますが、その他では晴れている所が多くなっています。ここ数日は上空に寒気が入ったこともあって気温は平年より低い状態が続いていましたが、今日は南よりの風が吹いていることもあり、正午の気温は昨日(31日)の同じ時間と比べて5℃ほど高い所が多くなっています。

明日(2日)もはじめ晴れる所が多いですが、関東沖から北上してくる低気圧の影響で、午後は太平洋側から雨や湿った雪が降り出すでしょう。

この低気圧は発達しながら3日(木)〜4日(金)にかけて北海道付近を通過してオホーツク海に達する見込みです。この影響もあって3日〜4日は道東方面を中心に広く湿った雪や雨が降るでしょう。低気圧の西側で吹く北よりの風が寒気を引き込み、特に宗谷地方やオホーツク海側、根室地方では風雪が強まり、局地的な大雪となる恐れがあります。オホーツク海側の網走では、平年で12cmの積雪が今日午前11時には0cmとなりましたが、再び積雪状態となりそうです。大雪やふぶきによる交通障害に注意・警戒するとともに、湿った雪による電線への着雪などにも注意が必要です。


●週末〜週明けは気温が平年並みか高めに ただし天気の崩れる所も。


4日(金)の後半には低気圧は北海道付近から遠ざかり、天気は回復へ向かう見込みです。上空の寒気も弱まって翌5日(土)にかけて高気圧の圏内となり、広く晴れて気温も上がる見込みです。積雪が多くなった山間部などではなだれに注意して下さい。

なお、6日(日)〜7日(月)は早くも次の気圧の谷が北日本方面を通過し、道内でも太平洋側を中心に広く雨が降るでしょう。

高気圧や低気圧が短い周期で日本付近を通過することで天気が変わりやすくなっていますが、暖かさや寒さを繰り返しながら一歩一歩着実に本格的な春へ近づいているといえるでしょう。ただし気温差による体調管理には注意して下さい。



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