
10位:Lizzo『Love in Real Life』
先々週7位から先週は13位に下がったが、再び3ポイントアップで10位に。夏にアルバムリリースも発表されているLizzo。ギターロックサウンドの曲は珍しいが、タイトルトラックということで、アルバム全体がどんな仕上がりになるのか気になるところ。先日、クリスはLizzoにインタビューを実施。Lizzoはリモートで新曲のことや、好きなロックミュージシャンなど、いろいろな質問に対して語ってくれた。その内容は後日、同番組内で紹介する。9位:LE SSERAFIM『HOT』
先週、初登場57位から48ポイントアップ、エントリー2週目で9位に。同曲は3月にリリースされた通算5作目のミニアルバム『HOT』のタイトルトラック。アメリカのアルバムチャートであるBillboard Hot 200最新版で9位に初登場し、アルバムが4作連続でトップ10入りを達成。NewJeans、IVE、aespaといった第4世代と呼ばれるK-POPガールズグループで唯一の記録となった。そんなLE SSERAFIMは4月から初のワールドツアーがスタート。地元・韓国を皮切りに日本、台湾、香港、フィリピン、タイ、シンガポール、そして北米と全部で10カ所以上の都市を回る。日本は5月と6月に名古屋、大阪、福岡、埼玉と全国4都市9公演を開催する。8位:サカナクション『怪獣』
番組ではリスナーがアーティストに関するクイズに答える「逆電バスター」を実施。先週の放送で『怪獣』をオンエアした際、クリスは個人的に好きなウルトラマンに出てくる怪獣の名前をいくつか挙げた。この日の問題は「そのなかに入っていなかった怪獣とは?」というもので、答えは「友好珍獣 ピグモン」だった。7位:Chappell Roan『The Giver』
今年のグラミー賞最優秀新人アーティストとなったChappell Roan。初めてカントリーの要素を取り入れた同曲について本人は「ポップシーンで評価された私にとって、カントリーへの挑戦はとても大胆で勇気がいる決断でもあった」とコメント。アメリカのシングルチャートで初登場5位、イギリスのチャートでも2位を記録と高評価を受けている。Chappellは白塗りメイクと派手な衣装がトレードマークになっているが、このメイクについて「私の地元では性的マイノリティの人たちは『ピエロ』と呼ばれていたの。だから、私は自分の顔を白く塗っている。『このピエロ顔を見ていろよ』って感じでね」と語っている。自身もLGBTQであることを公言しているChappell。奇抜なメイクと衣装は、奇異な目で見てくる周囲の人へのアンチテーゼだという。6位:Vulfpeck『In Real Life』
この夏、「FUJI ROCK FESTIVAL '25」のヘッドライナーとして初来日を果たす、アメリカ・カリフォルニアのファンクバンド、Vulfpeck。3月4日にリリースされた最新アルバム『Clarity of Cal』に収録された同曲はもちろん、こちらの最新アルバムは彼らにとって初のライブレコーディング作品で、観客の前で“一発録り”した音源となっている。ライブレコーディングでありながらスタジオ盤のようなサウンドを目指し、観客の歓声や拍手はなるべく小さくしたのだとか。5位:Doechii『Anxiety』
フィメールラッパー・Doechiiの曲が先週から1ポイントアップで5位に。フィメールラッパーの先輩・Megan Thee StallionがTikTokの生配信で「Doechiiのことが大好き。彼女とのコラボは次のアルバムに向けて『やりたいことリスト』に入っているわ」と、コラボを熱望。一方のDoechiiも昔からMeganのファンを公言。相思相愛の仲だけに、近い将来、コラボが実現しそうだ。4位:Natsudaidai『Tasting!』
エントリー4週目、先週9位から5ポイントのアップ。ポップマエストロこと、冨田ラボも太鼓判を押す2人組ガールズグループ・Natsudaidai。4月2日(水)にリリースとなる最新EP『CHEW』からの1曲だ。食べ物の甘い誘惑につられる様子を表現したジャズファンクナンバーだが、この日、同番組の公開収録が行われたTAKANAWA GATEWAY CITYにも甘い誘惑が。高輪ゲートウェイ駅の改札を出たところにあるマルシェでは「100年先の未来に伝えたい日本の逸品」をテーマに、宮城の銘菓「萩の月」、東京のモンサンクレールの「ガトーショコラ」など、全国の洋菓子やお弁当が発売中だ。さらにGateway Parkエリア内には、各地域の名店などがフードトラックとなって登場している。3位:藤井 風『真っ白』
先週1位だったが2ポイントダウンで3位に。同番組では先週、藤井の7月のヨーロッパツアー開催とアメリカ・シカゴの人気フェス「Lollapalooza」への出演を伝えたが、さらなる海外フェスへの出演が発表された。毎年8月にアメリカ・カリフォルニア、サンフランシスコで開催される音楽フェス「Outside Lands」で、こちらはTyler, the Creator、Hozier、Doja Catがヘッドライナーを務める。知名度の高いアーティストが参加しているフェスで、藤井の出演も決定。ほかの出演者はAnderson .Paak、Vampire Weekend、Gracie Abrams、Doechii、Jorja Smith、Thundercatと、そうそうたる面子となっている。2位:サザンオールスターズ『夢の宇宙旅行』
先週7位から5ポイントアップで2位に。およそ10年ぶり、通算16枚目のニューアルバム『THANK YOU SO MUCH』はオリコンが発表した最新のアルバムチャートでCD、ダウンロードともに1位を獲得。これで1980年代から1990年代、2000年代、2010年、2020年代と5つの年代で連続ナンバーワンを達成した。これは松任谷由実、桑田佳祐(ソロ)、山下達郎、竹内まりやに次いで、史上5組目。グループとしては史上初の快挙となる。1位:HAIM『Relationships』
エントリー2週目でトップに。カリフォルニアの三姉妹バンド・HAIMが圧倒的なオンエアポイントを稼いで、2019年8月に『Summer Girl』で記録して以来となる『TOKIO HOT 100』2曲目のナンバーワンを達成した。『Relationships』は日本語に訳すと「関係」という意味だが、高輪と鉄道には深い関係が。実は、高輪は150年以上も前に、日本で初めての鉄道が海の上を走った場所。1872年(明治5年)に新橋―横浜間で日本初の鉄道が開業した。そこで海の上に線路を引かなければならず、海の上を走るために建てられた鉄道施設「高輪築堤」がこの地にあったという。1位:HAIM『Relationships』
2位:サザンオールスターズ『夢の宇宙旅行』
3位:藤井 風『真っ白』
4位:Natsudaidai『Tasting!』
5位:Doechii『Anxiety』
6位:Vulfpeck『In Real Life』
7位:Chappell Roan『The Giver』
8位:サカナクション『怪獣』
9位:LE SSERAFIM『HOT』
10位:Lizzo『Love in Real Life』
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
番組情報
SAISON CARD TOKIO HOT 100
毎週日曜
13:00-16:54
クリス・ペプラー
オフィシャルサイト