自民党を離党した世耕弘成前参院幹事長 自民、立憲民主両党の参院国対委員長は1日の会談で、自民派閥の裏金事件を巡り離党した世耕弘成前参院幹事長の参考人招致について、月内の実現を目指すことで一致した。自民の石井準一氏は会談後、記者団に「本人の出欠を確認した上で日程の手続きをしていく」と述べた。
両党の国対委員長も会談し、6月の今国会会期末まで党首討論を毎月1回開催することで合意。商品券配布問題に関する石破茂首相の衆院政治倫理審査会出席も協議した。
一方、自民の松山政司参院幹事長は1日の記者会見で、裏金事件を巡り党の処分を受けた旧安倍派元幹部の処遇について「処分期間が終わったら、党や政府のしかるべきポストで汗をかいてもらうべきだ」との認識を示した。西村康稔元経済産業相、萩生田光一元政調会長、松野博一前官房長官らの処分は3日に満了する。