
【動画】「あの女は正気を失のおとる」銀と正宗の出会いのシーン
二宮正明による同名サスペンスコミックを、日本を代表するキャスト・スタッフが集結し実写化した本作は、「この村では、人が喰われるらしい」という恐ろしいうわさが流れる、都会から遠く離れた山間の“供花村”を舞台にしたヴィレッジ・サイコスリラー超大作。シーズン2では、うわさの真相に警察官・阿川大悟(柳楽優弥)が迫る中、村の秘密を守ろうとする後藤家がついに一線を越え、警官隊と衝突する。
2日に配信される第5話「追憶」では、トンネルでの死闘の末、“あの人”にましろをさらわれた大悟が、自身も深い傷を負いながら、瀕死の状態の有希を連れて来乃神神社に身を潜めることにする。有希を街の病院へ連れて行ってもらうよう後藤洋介(杉田雷麟)に託すが、大悟の不安は消えない。
そんな第5話の見どころの一部である、供花村の闇、後藤家の呪いを生み出すこととなる、若き日の正宗と銀の出会いの瞬間を切り取った、はかなく美しいクリップ映像が公開。供花村の狂気の始まりを目撃してきた重要人物である神山正宗(橋爪功)の口から開かれたのは、1949年の供花村の姿だった…。
村人から支持を集め、対立する後藤家と村人との橋渡し的存在の父・吉宗(テイ龍進)を持つ正宗(倉)は、ある日父に連れられ村を牛耳る後藤金次の元を訪ねる。その帰り際、父の後を歩く正宗の目に、雪道に映える黒い着物に身を包み艶やかなたたずまいの銀(恒松)の姿が映る。ゆっくりと振り返り、美しい顔をのぞかせる銀と、見惚れる正宗の視線が交わり、正宗は銀から目が離せなくなってしまう。どこか寂しそうな表情を浮かべる銀は正宗から目をそらすと、足早に後藤家の門へ向かい、最後に立ち止まって正宗の方供花村の呪いを生んだ銀と正宗、初めての出会いを振り返る。長く美しい黒髪と、一筋の白い髪が風にたなびき、妖艶な笑みを浮かべたかと思うと門をくぐり去って行ってしまう。去り行く銀の背中を魂が抜かれたようにただ見つめたままの正宗に「あれが後藤銀じゃ、あの女は正気を失のおとる。行くで」と声をかける父。一度は父の声に目を離す正宗だったが、再び後藤家の門に目を向けてしまう。銀の魅力にはやくも取りつかれた正宗は、今後供花村にどのような影響をもたらしてゆくのだろうか…。この供花村の闇は、後藤家の呪いはどこでどのように生まれてしまったのか。二人の行く末に注目だ。
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ドラマシリーズ『ガンニバル』シーズン2は、ディズニープラス「スター」にて独占配信中。毎週水曜日に1話ずつ配信(全8話)。