元乃木坂46西野七瀬、映画でAKB48「ヘビーローテション」歌う　裏話も「たまたまらしいです」

　俳優の高橋文哉（24）、西野七瀬（30）が1日、都内で行われた映画『少年と犬』の公開御礼舞台あいさつに登壇した。

【写真】ほっこり…犬のさくらに寄り添う高橋文哉＆西野七瀬

　イベントでは鑑賞した人からの感想がパネルに。そこでは「まさかヘビーローテションを歌う西野七瀬を見れるとは思わんかった。それだけでも行く価値あるよ」という内容もあった。

　高橋が「僕もそう思います」と賛同すると、元乃木坂46の西野は照れ笑い。一緒に歌った高橋は「現場にいる僕の立場を考えてくれ、と思いながら脚本を読みました（笑）。どんな顔して隣で歌えばいいのか」と苦笑い。西野は「たまたまらしいです。2011年あたりにリリースされた曲の中で、ほかにも候補があったんですが選ばれたのがAKBさんの『ヘビーローテション』だった。（AKB48は乃木坂46の）先輩で公式ライバルと言わせていただいてました」と裏話を明かしていた。

　同作は、馳星周氏が2020年に発表し、第163回直木賞を受賞した、実話をもとにした同名小説（文春文庫）が原作。大切な人に会うために岩手県釜石からさまよってきた1頭の犬“多聞”の奇跡の物語。道中で出会い、別れるさまざまな人々との心の交流を描く。高橋と西野のW主演で、人間ドラマの名手・瀬々敬久監督がメガホンを取った。

　舞台あいさつには、多聞を演じたジャーマンシェパードドッグのさくらも登場し、2人と再会した。そのほか、馳星周氏、瀬々敬久監督からのサプライズメッセージも。馳氏の手紙については西野が高橋にサプライズしたが、瀬々監督からの手紙は2人にサプライズでさくらがステージまで持ってきて、会場は温かい空気に包まれた。