俳優梅沢富美男が(74)が1日、都内で、研ナオコ(71)9年ぶりの主演映画「うぉっしゅ」(岡崎育之介監督、5月2日公開)試写会イベントに特別ゲストで出演した。
この日がデビュー55周年となる研とは20年来の親友。「映画完成、おめでとうございます」と花束を渡すと、「4月1日がデビューの日だとは知りませんでした」と話した。
「研ナオコの初主演作は77年『美女たちの放浪記』(実際は74年「にっぽん美女物語」で、77年は「美女放浪記」)は見事に滑りましたが、今回は滑るわけにはいきません!」と梅沢流毒舌で会場を笑わせた。
映画会社との打ち合わせにも出席したとし、「はっきり言ってどん役だと聞くと、認知症の役だと。それならピッタリだ」とやりとりを明かし、「やはり、ぴったりでしたね! ぜひこの映画で日本アカデミー賞を目指してください!」とエールを送った。
だが、岡崎監督には「1つクレームをいれたい」。同作は認知症の祖母の介護をすることになったソープ嬢の葛藤と、祖母と孫の結びつきをコミカルに描いた人間ドラマだが、「なぜ俺をソープの客として出さなかった!」と笑いながら訴えた。岡崎監督が「リアルすぎるかなって…」と答えると、「映画がリアルで何が悪い」と鼻息荒目にまくしたてた。
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だが最後は「見終わると『あっ、これはいとおしいな』となり、誰かに会いたくなる映画ですので、ぜひご覧になってください!」とアピールした。
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