赤楚衛二、興収25億円突破の映画『366日』携え台湾訪問 現地ファンに「また制服着ます」宣言

0

2025年04月02日 07:00  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

台湾松山空港に到着した赤楚衛二
 俳優の赤楚衛二が、自身が主演する映画『366日』の台湾での公開(4月2日〜)にあわせて現地を訪問。3月31日に台湾松山空港に到着した赤楚を待ち受けたのは、約200人ものファンと取材陣。赤楚は同日より3日間滞在し、舞台あいさつを行う計3回分のチケット1000枚は、発売開始1分で完売する人気ぶりだった。

【動画】「恋をして」スペシャルムービー(映画『366日』Ver.)

 到着した日の夜、台北にある映画館「MUVIE CINEMAS 台北松仁」で熱狂的なファンに見守られながら舞台あいさつに臨んだ赤楚。冒頭のあいさつで「ホテルに到着して初めてやったことは、タピオカを飲むことでした」と、かねてより楽しみにしていたタピオカを早速堪能できたことを報告。また「台湾と言えば屋台ですよね。行ってみたいのですが、雨が降っているので晴れてほしいです」と、現地で楽しみにしていることを語った。

 上映後の泣きはらした観客の顔を見て赤楚は、「目が赤いですね。(感動してくれて)うれしい」と、本作に込めた想いが海を越えて台湾の人々に伝わったことを実感。そして、「僕は、自分のシーンは恥ずかしさもあって泣けませんでしたが、(稲垣来泉演じる)陽葵(ひまり)の苦しさにはすごく泣きました」と、自身の感動したポイントを明かした。

 続いて、観客からの質問コーナーへ。「本作での大きな挑戦は何だったのか?」という質問に、赤楚が「10代から30代中盤まで演じなければならないのが挑戦でした。僕ももう30代なので制服着られるかな?と思って」と答えると、場内からは「似合ってた!」という声があちこちから起こり、その反響に赤楚も「じゃあ、また制服着ますね!」とにこやかに答えた。

 次に本作の好きなシーンを聞かれると、「結婚式のシーンですね、少し悲しいシーンですけど。あとは(赤楚演じる)湊がイヤホンをトントンするシーン」と返答。MCからシーンの再現をお願いされると快く「やりまーす!」とリクエストに応えた赤楚に、場内からは大歓声が巻き起こった。

 「印象的だったシーンは?」という質問には、「沖縄の海中道路で美海(上白石萌歌)と自転車をこぐシーンです。ドローンでの撮影で音を録っていなかったので、HYさんの曲を流しながら自転車をこいでいました。めちゃくちゃ気持ちよかったです」と撮影エピソードを語り、「あとは、海辺のシーンの時にヤドカリがいて、おいしそうだなって思いました(笑)」と沖縄でのほのぼのエピソードを披露すると、場内は爆笑に包まれた。

 最後に赤楚は、「今日は短い間でしたがありがとうございました。本当にこの作品は、キャスト・スタッフの皆さん強い思いで作っていたんですが、まさか台湾の皆さんに観ていただけると思っていなかったですし、しかも自分が皆さんの前で、こうしてお会いすることができると思っていなかったので本当にうれしいです。応援してくださっている皆さんの声が届いて、実現したということもあると思います。映画『366日』を、これからもぜひたくさん楽しんでください。謝謝!」と改めて感謝の気持ちを伝えた。

 同映画は、HYの代表曲「366日」からインスパイアされた、新しいオリジナルラブストーリー。主人公・真喜屋湊(まきや・みなと)を赤楚衛二、高校時代に湊と出会い、運命的な恋をするヒロイン・玉城美海(たましろ・みう)を上白石萌歌が演じ、沖縄と東京という2つの都市を舞台に、20年の時を超えた、切なすぎる純愛を描いている。

 1月10日に公開された本作は、累計観客動員数199万人、興行収入25億円のロングランヒット中。ハリウッドの制作会社がリメイク権を獲得したことでも話題となっている。

    ランキングエンタメ

    前日のランキングへ

    ニュース設定