浅野忠信「僕のヒストリー」200点展示絵画個展、滝沢カレン写真に自身の顔描いた自画像も

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2025年04月02日 10:04  日刊スポーツ

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アート個展「TADANOBU ASANO EXHIBITION PLAY WITH PAIN(T)」で、滝沢カレンの写真に着想を得た自画像を紹介する浅野忠信(撮影・村上幸将)

浅野忠信(51)が2日、東京・伊勢丹新宿店でスタートするアート個展「TADANOBU ASANO EXHIBITION PLAY WITH PAIN(T)」事前内覧会に出席した。連日、自身のSNSに作品をアップし続けているが「20年前のとか結構、あって。いとおしい作品の数々。こんな大規模にやって、見てもらうのがうれしい。僕のヒストリーに注目してもらえれば」と満面の笑みを浮かべた。


浅野は「普段は映画、ドラマで活動しているのに、僕の絵で集まっていただき、ありがとうございます」とあいさつ。「子供の頃、父が絵描きになりたかったみたいなのがあって、画集があった。兄と落書きを始めて…自然なので描き続けています」と絵を描き始めたルーツを語った。


俳優としての活動を続ける中で、映画の長い待ち時間に無我夢中で絵を描くことで心を整えるようになったという。特に13年の中国映画「羅曼蒂ク消亡史」の撮影時には、異国の地で言葉や文化の壁に直面し、絵を描くことが自己表現の新たな手段となった。以来、1日1点、多い時は1日4、5点の作品を10年以上にわたり生み出し続け、現在までに3500点以上に及ぶ膨大な作品を制作してきた。「中国で撮影のストレスの発散の方法がなくて、スケジュール表の裏に描いたら、止まらなくなって毎日、描いています」と笑顔で語った。


これまで、ワタリウム美術館やパルコのアートギャラリーなどで個展を開催し、18年には画集「error−浅野忠信画集」(リトルモア)を刊行した。今回の個展では、浅野のアートの根底にある「PLAY WITH PAIN(T)=痛みと遊ぶ」をテーマに、感情の奥深くに潜むエネルギーがダイナミックに表現された作品群を展示。これまで描き続けてきた膨大な作品の中からえりすぐりの作品と、新作を含む200点以上を展示する。さらに、これまで販売されることのなかった原画の販売も初めて行う。アトリエの倉庫に置かれた膨大な作品を見て、好きで持っていても着ない服があるように、必要としてくれる人のそばに作品があったほうが良いと感じ「けじめをつけたい」と思ったことが個展開催のきっかけとなったという。


1月に、日本人初のゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞した「SHOGUN 将軍」の撮影が行われたカナダでも描き続けていたという。「画材を持っていって、毎日のように撮影中も、終わっても描いて、なくなったら画材を買いに行って描いていました」と振り返った。


今後の画業について聞かれると「ゴールデングローブ賞の受賞で変化というのはないんですけど、俳優業を目いっぱいやって、画業も目いっぱいやって描くことがない。模索しているところです」と語った。「撮影があった方が、ストレスを発散するので、筆が進むかも知れませんね」とも口にした。


作品紹介の中で、滝沢カレン(32)に着想を得た絵を紹介した。「一応、僕(を描いた)。滝沢カレンさんの画像を見て、顔だけ僕に。光と影が最高だと思い、写真を見てインスピレーションを受けた」と振り返った。ゾンビを描いた絵については「ゾンビを描くのが、自分の中ではやった時期がある。『SHOGUN 将軍』で僕の役は残念な結果になって…友達と『次はゾンビ侍しかないだろう』と言っていた。そのネタ元になった作品」と語った。

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