【写真】『トップガン』（1986）から振り返る、トム・クルーズとヴァル・キルマー36年の友情
1959年に米ロサンゼルスで生まれたヴァルさんは、ハリウッドのプロフェッショナル・スクールとジュリアード音楽院で演技を学び、舞台で俳優デビュー。1986年に公開された大ヒット映画『トップガン』で、トム・クルーズ演じる主人公のライバルであるアイスマンを演じ、ブレイクを果たした。
オリバー・ストーン監督の『ドアーズ』（1991）では、実在のミュージシャンであるジム・モリソンをカリスマ的に演じ、トニー・スコット監督作『トゥルー・ロマンス』（1993）ではエルヴィス・プレスリーを、ジョージ・P・コスマトス監督の西部劇映画『トゥームストーン』（1993）ではドク・ホリデイを演じて注目を集めた。他の出演作に、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノと共演したマイケル・マン監督の『ヒート』（1995）や、マーロン・ブランド共演のジョン・フランケンハイマー監督作『Ｄ.Ｎ.Ａ.／ドクター・モローの島』（1996）などがある。
2015年に喉頭がんと診断され、治療のために声が出せなくなったが、2021年7月には、ドキュメンタリー映画『ヴァル・キルマー／映画に人生を捧げた男』をカンヌ国際映画祭でお披露目。『トップガン マーヴェリック』（2022）では、声が出せない彼の状態をアイスマンの役どころに反映した形で出演し、ファンの胸を一層熱くさせた。
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