『花まんま』©2025「花まんま」製作委員会鈴木亮平と有村架純が、兄妹役として初共演する映画『花まんま』より、なかなか素直になれないふたりのやりとりを切り取った本編映像が公開された。
本作は、朱川湊人の直木賞を受賞した同名短編集が原作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた物語。
今回公開された映像は、行きつけのお好み焼き店「みよし」で、俊樹(鈴木)、フミ子(有村)、そしてフミ子の婚約者・中沢太郎(鈴鹿央士)が、結婚式の打ち合わせをするシーン。
まだ結婚を認めていないのか、いい加減な態度で話を聞く俊樹。それに腹を立てたフミ子が、おしぼりを投げつけ不満を露わにし、捲し立てて話し続けるが、俊樹は「もううるさい」と言って店を出ていってしまう。
俊樹の幼なじみで「みよし」の看板娘・駒子(ファーストサマーウイカ)は、終始気まずそうな太郎を励ましつつ、「なぁフミちゃん」と話をふると、フミ子は一瞬まんざらでもなさそうな表情を浮かべ「どやろなぁ」と。“喧嘩するほど仲が良い”という言葉がぴったりな兄妹の関係性が垣間見えるワンシーンとなっている。
今回のシーンについて鈴木は、「生まれ育った言葉だったので細かいニュアンスをしっかりと表現できたと思います。特に、みよしでおしぼりを投げられるシーンは『うわー関西の兄妹っぽいな』と思っていただけるお芝居が、有村さんとだからできたんじゃないかなと思います」と同郷の有村だったからこそだと語る。
そして、「僕もちょうどフミ子と俊樹と同じくらい年の差がある妹がいるんですが、兄としてどう振る舞うかと考えたとき、あまりベタベタしたくないなというのがあって。すごく愛情はあるけれど、毎日一緒にいる俊樹とフミ子だからこそ、例えば愛おしそうにフミ子を見つめるというのは違うなと」と自身と重ねながら役作りを行ったことも明かした。
一方、有村はフミ子について「根底には、両親を早くに亡くし、兄が自分を育ててくれた恩や尊敬する気持ちがあるので、なかなか素直に『大好きだよ』とは言えないけれど、どこかで愛情のある眼差しが向けられるような女性をイメージしました」と繊細な感情を意識したと述べた。
『花まんま』は4月25日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)