警察庁の看板=東京都千代田区 特殊詐欺や闇バイト強盗など「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」の資金調達につながる犯罪で、2024年の1年間に検挙された人員が1万105人に上ったことが3日、警察庁のまとめで分かった。一方、暴力団構成員らの検挙人員はこれを下回る8249人で過去最少だった。
同庁によると、トクリュウは収益が集まる中核部分は匿名化され、実行役はSNSなどでその都度募集されるのが特徴。特殊詐欺やSNS型詐欺、悪質ホストクラブ事犯に加え、昨年首都圏で相次いだ闇バイト強盗などに深く関わっている。
主な資金獲得犯罪の検挙人員は、詐欺2655人▽窃盗991人▽薬物事犯917人▽強盗348人▽風営法違反292人だった。