フォード・マスタングGT3で2025年のGTワールドチャレンジ・ヨーロッパにフル参戦するヤン・マーデンボロー ヤン・マーデンボローは、HRTフォード・パフォーマンスのプロラインアップの一員として、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ/エンデュランス・カップへと復帰する。4月3日、チームがドライバーラインアップを発表したことにより明らかとなった。
ニッサンのGTアカデミーで名声を博し、2023年の映画『グランツーリスモ』でも描かれたこのイギリス人ドライバーは、フォード・パフォーマンスのファクトリードライバーであるアルジュン・マイニとトーマス・ドルーエとともに、HRTの64号車フォード・マスタングGT3をドライブする。
■「フルタイムでステアリングを握ることに勝るものはない」
マーデンボローにとって、チームRJN以外でGTWCヨーロッパに出場するのは今回が初めてとなる。同シリーズへのこれまでの9回の出場はすべて、ボブ・ネヴィル率いるRJNからの出場だった。
マーデンボローは昨年もRJNでシリーズに復帰し、スパ24時間レースでプロ/アマラインアップに加わったが、今年は2020年にニッサンで最後のスーパーGT参戦を終えて以来、フルシーズンでシリーズを戦う初めての年となる。
「これはエキサイティングな新しい章の始まりだ」とマーデンボローは語る。
「HRTフォード・パフォーマンスでレースをし、ヨーロッパで最も象徴的なサーキットのいくつかでフォード・マスタングGT3を運転する機会を得られたことに感謝している」
「過去数年間はさまざまな形で成長と貢献をしてきたが、フルタイムでステアリングを握ることに勝るものはない。全力を尽くし、共に何ができるかを示す準備はできている」
HRTはプロでの取り組みに加え、シルバーカップにも65号車マスタングを投入し、ダービッド・シューマッハー、フィン・ヴィーベルハウス、ロマン・アンドリオロの3名が出場する。
元F1ドライバーのラルフを父に持つシューマッハーと、ヴィーベルハウスはともにフォードのファクトリーチームの一員で、前者はフルファクトリードライバー、後者はジュニアドライバーである。
HRTのボス、ウルリッヒ・フリッツは次のように述べている。
「GTワールドチャレンジ・ヨーロッパは、チーム設立以来、シルバーカップ・スプリントクラスでの2023年チャンピオンシップなど、すでに数々の成功を収めてきた非常に競争の激しいレースシリーズだ」
「我々は今、フォード・マスタングGT3で新たな挑戦に直面しているが、これを喜んで引き受ける。シーズンを通して車両の開発を続けたいと考えている。GTワールドチャレンジ・ヨーロッパは、そのための理想的なプラットフォームだ」
「チーム全員が、楽観的に、この挑戦を楽しみにしている」
[オートスポーツweb 2025年04月03日]